ついに来たっ12月25日!
クリスマスに
全国上映スタートとなった
映画『えんとつ町のプペル』
もう楽しみしていた!
(ネタバレしないように気をつけます・・・けど、何も知りたくない人は読まないで・・・)
でね、当初勘違いしていたのよ
鳥取県は1月17日上映スタートだと!
これ字幕上映の日程
m9( ゚Д゚) ドーン!
なので、全国で上映スタートと知って、急遽休暇をいただき、チケットを取っていってきたよ!
都会ではいきなりのチケット購入も難しい人もいたみたいだけど、こんな時に田舎鳥取県だと助かるわけ(笑)
んで、せっかくなので、初日舞台挨拶のやつを購入!
17:25開演予定
でね、僕は映画とかにいったら、必ずパンフレットを買うようにしているの。
この話題になっている『えんとつ町のプペル』だから、パンフレットも早速売り切れちゃうかもしれないと思って、朝に買いに行ったわけ(もちろん劇場まで行って)
そしたら、早く見たいウズウズに襲われた、鳥取朝イチ上映もみてきちゃった!
もうね
ず〜〜〜っと泣いちゃってるわけ
もう、花粉症になっちゃったら、こんな感じなんだろうなぁってくらい(笑)
だって、ね
冒頭の秒で泣いちゃった
西野さんの作品が映画化になっちゃったんぁ〜
って感慨に耽っていたのと、冒頭のナレーション(ルビッチ:芦田愛菜)がもうココロに響きすぎちゃって・・・
んでね
この映画、色彩が綺麗だし
映画館の大画面を生かした構図、音響、色彩・・・華やかさとダイナミックなカメラワーク・・・
ぜんぶ圧倒された
映画にして実験的なカットも入れてあって
MVのような場面や、ゲームの画面のような場面や
そして、アクション的であったり・・・こういうのって今までなかったなぁ
ホントこれ、劇場で見てよかった映画だわ
(映画の中には、特に劇場で見る意味のないドラマ的なものもあるからね)
物語も絵本の『えんとつ町のプペル』と大きく違うので
別角度で楽しめる映画となっている
声優人も素晴らしい
もう全員素晴らしいのだけど
もちろんの、ルビッチとプペル!
この2人については『一ミリの嘘臭さがあってもいけない』と西野さんがおっしゃっていたように(うん、確かおっしゃってたと思う・・・)
とても純粋
プペルについては、これ以上ないくらい純朴
ルビッチは、子供らしさのある純粋さ
てか・・・あるイミ、全員純粋だ
つまり、『夢を追うものの純粋さ』のみならず『夢を否定された人』、『人の夢を嘲笑する人』『夢を否定する人』・・・こういった人たちは、ある意味ぜんぶ純粋で、リアルだと思う
そうか!
この映画、すべての人に当てはまる構図になってんじゃんか!
そして、出てくる人たちは、意識・行動の上でみんな大きく変わっていく
特に、えんとつ町の為政者
この人は、傀儡としての・偶像としての為政者
・・・なのだけども、この支配者の転身は、最後の力強い言葉を聞けばわかると思う。
そこにワザとらしく表情を見せなかったのも、映画として素晴らしい表現だと思った。
あ、ネタバレしてる?
(いや、大丈夫かな)
敵対構造があって、主人公が悪いヤツを懲らしめるという、ハリウッド的な勧善懲悪的な物語とは違う。
こちら側にも、あちら側にも主人公がいるんだな
さてさて、語りきれないこの映画なのだけども
とても印象に残ったカットがある
泣ける場面・・・というのではなくて
謎を残してた場面だ
それは、ルビッチの母ローラ(小池栄子)が、プペルの背中を洗うルビッチを眺め、何かに気がついたような表情をするところ
ホンの短い時間のカットなんだけども、その後、何事もなかったように物語は進んでいくわけよ
でもね、そこにも明確な説明を加えないのがこの映画の良いところかなぁと思った。
後々、なるほどね・・・ってなるから
なんか、時間的な焦らしがちょくちょく入っている
なので、余計に感動する
「そうなのかぁ〜!!(号泣)」
て場面が何度もあった
そしてね
絵本とは違う母地の映画ではあるけども、絵本の要素はもちろん強く入っているのよ
冒頭のナレーションで泣いたっていったけども、「語り」の部分
これが絵本的な演出でグググって入ってくるわけ
まぁ、ルビッチの父ブルーノの語りはほんっっっっっっとうに響く!
まぁ、語りきれないわ!
語りきれない!
本当に良い映画
実は、この映画を見るにあたって
西野さんを応援したい
って気持ちがあったのだよ
もちろん応援したい気持ちは今もあるけど、ちょっと意味合いが変わってきた気がする。
『ディズニーを超える? うん、応援したい』
って具合に思ってたよ(映画見るまでは)
でも、映画を見て思ったよ
西野さん何をいっているの?
ダントツだよ
ディズニーとか、そういう比較とか霞むくらいに
これは最高の映画だよ!
珍しい現象が起こった
映画の終了時、館内で拍手が起こった。
映画館で拍手って珍しいと思う。
こと、このド田舎鳥取県のような保守的な地区では、拍手が起こるなんてホント珍しい!
しかもね
朝イチの上映も、夕方の上映も、両方とも拍手が起こった!
もう、すばらしい!
結論
この映画は間違いなく間違いない
劇場で見るとより楽しめる
家族連れで楽しむ人も多い
あ、そうそう
バスタオル映画なんて言われてたけど
これ、誇張じゃなくて、激しく涙が出る
『泣ける映画』なんてナマやさしいものではない。
僕は手ぬぐいとマスクがグチャグチャになった
多分、期間中またみにいくと思う
こんな気持ちになったの初めてだ
ありがとう西野さん
ありがとう作成スタッフのみなさん
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