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Rehabilitation

昨日、看護師さん向けに勉強会を行った。

経緯は
とある患者さんのマッサージの方法を数人の看護師さんに指導したことが始まりだ。

こわばる患者さんの手足をどうしたらリラックスさせることができるか・・・そういった技術や評価(といっても簡単な手技)を指導した。

それに、興味を覚える看護師さんもおられて、「もう少し詳しく聞きたい。」ということで、看護部(リハビリ病棟看護師)への勉強会へと発展した。

んで、
■この患者さんに対する技術

なのだけど、
そもそも
この患者さんは脳卒中を患っておられる。

だから、

■脳卒中に対する話

(と言っても簡単なものだけど)をする必要があった。

そして、脳卒中の方が対するリハビリテーションとして

■ADL(日常生活動作)、QOL(人生の質)について

話す必要があった。
いわゆる、「するADL」「できるADL」「しているADL」「どこでもできるADL」
そして、患者さんの希望やニーズ・・・そういったものだ。

んで、そういったことを話する上で、

■そもそもリハビリテーションとは何だろうか?

と言うことも話する必要があった。

今僕等が主に位置している「医学的リハビリテーション」の他にも「社会的リハビリテーション」「職業的リハビリテーション」「教育的リハビリテーション」というのがある。

先日の、「友達がいないんですよね」という話もあったが・・・そういったことに配慮できなければならないと思う。

で、勉強会では、総論→各論へと話をすることにした。

もちろん全てアドリブ(=準備してなかっただけ)

■そもそもリハビリテーションとは何だろうか?
■ADL(日常生活動作)、QOL(人生の質)について
■脳卒中に対する話
■この患者さんに対する技術

こういった順番だ。

申し訳ないことに、1時間の予定が2時間経ってしまったが、看護師さんも熱心に聞いてくれた。

まぁ、興味のない方も折られたかもしれない。

けども、(僕が言うのも傲慢だけども)リハビリテーションナースとして、知っておいてもらいたいことをお話ししたつもりだ。

「リハビリ」というのは「機能回復訓練」ではない。

Rehabilitation(リハビリテーション)

re(もう一度)
habilis(人間にふさわしい、人間として望ましい)
tare(~になる、~にする)

『もう一度、「その人としてふさわしい状態」になるぜ』

ということだ。

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