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リハビリ課のSWOT分析 | 目標にあった「強み」「弱み」「機会」「脅威」の把握

リハビリ科のSWOT 理学療法/病院
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SWOT分析

SWOT分析は看護師さんの間ではよく知られているけども、セラピスト間では知名度は低い。

日本看護協会出版会の「看護」2007年5月臨時増刊号「看護管理者が知っておきたい経営参画ポイント」が分かりやすい)

SWOTとは

  • S「強み」:Strength
    →自分(自部門)の優れている点
  • W「弱み」:Weakness
    →自分(自部門)の劣っている点
  • O「機会」:Oportunity
    →自分(自部門)にとって有利な事情やチャンス
  • T「脅威」:Threat
    →自分(自部門)にとって不利な事情やチャンス

のことで、「S」「W」については内部環境についての分析、「O」「T」については外部環境についての分析。

これを、ある規模(病院、部課、個人)に当てはめて考える。

例えば僕(個人)を例にとると、以下のようになる。

  • S「強み」→イケメンである。
  • W「弱み」→女性スタッフにモテモテ
  • O「機会」→周りにはきれいなスタッフがたくさんいる!
  • T「脅威」→既婚である

・・・(爆)!

リハビリ課(セラピストと医師)で行うとしたら、

リハビリ課にとって

  • 何が「強み」か?
  • 何が「弱み」か?
  • 何が「機会」か?
  • 何が「脅威」か?

を考える。もちろん、「強み」だけでも多くの項目が挙がるだろう!
(そうあってほしいけど・・・)

例えば

  • S「強み」→専門分野のセラピストが多数いる。
  • W「弱み」→処方患者数に対してセラピスト数が少ない
  • O「機会」→近隣に競合病院がない
  • T「脅威」→診療報酬が減少傾向である

などなど、思うところをそれぞれいくつも上げていく。

やればわかると思うけども、実は「弱み」と思っていたものが「強み」に変わることもある。
不利だと思っていたことも見方次第では活用できる要素となるのだ。
もちろんその逆もある

あるいは、同じこと(例えばセラピスト数が◯◯人とか)も、人によっては「強み」ととらえる人もいるし、「弱み」ととらえる人もある。

肝心なのは
キチンと目標を設定しているということだ。
その目標を達成する上で現状がどうかを考える必要がある。

常に目標を念頭におくこと!

まずは、SWOT分析を通して、客観的に自分(の課)をとらえることが目的だ。

自分と自分を取り巻く環境がどういう状況にあるかを、しっくり個人で考えてみるのが目的。

そして個人で考えたら、次に小グループで話し合い意見交換/検討を行い、全体での意見交換へとつなげるといいと思う。

その中で、斬新な意見やアイデアが生まれることもある!

 

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参考

 

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コメント

  1. 某Dr より:

    Unknown
    そちらの病院のリハについていえば・・・

    S・・・山陰で有数のセラピスト数
        全身状態管理をできる医療体制
    W・・・いうことを聞いてくれないDr
        昔からのやり方を変えてくれないNs
    O・・・早期リハ加算の新設
    T・・・ころころかわる医療情勢

    なんてのはどうですか?
    以上真面目に考えてみました。

  2. kazz より:

    >某Dr.
    こんにちは!
    分析ありがとうございます(笑)!
    こうやって考えていくって、楽しいですよね!

    僕個人のSWOTとかも
    自分の強みって何かな?
    弱みって何かな?
    自分にとって有益な環境って何かな?
    不利な環境は何かな?

    ・・・なんて、たのしいですよ!

  3. meguko より:

    SWOT
    お疲れ様です。
    今日はわざわざ時間を作って説明していただき、ありがとうございました
    とても分かりやすい説明でした。

    そうやって考えてみると、楽しそうですね!
    と、同時に、自分を省みるのは怖いですが、それがねらいでもありますもんね・・・。

    真剣に考えてみようと思います。

  4. kazz より:

    >megukoさん
    そういう個人の力が病院を元気づけるんだよ!

    頑張っていこう!
    楽しみつつね!

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