今日は山陰運動療法研究会の役員会。
来年度の活動についての話し合いをした。
講習会の企画や、研究会のあり方など、話し込まなければならない内容は山ほどある・・・
そのなかの一つに、やはりコミュニケーションについての検討も必要だということが(やはり)話された。
やはり
講習会を企画して、ただ集まるだけではもったいなくて、山陰のセラピストがせっかく集まるのだからそれなりの交流が作れたらいいな・・・
というものだ。
出雲地区のセラピストからの提案だ。
(出雲地区は島根大学医学部のリハを筆頭にそういう地域ぐるみで一貫したリハの検討を行う体制が整いつつあるらしい)
まさに今、重要性を感じていたことだけど、この研究会での提案・・・
考えてみれば、その通りだ!
理学療法(作業療法、言語聴覚)だけを考えても・・・
急性期のセラピストが急性期のアプローチを行い、回復期のセラピストが回復期のアプローチを行い、在宅のセラピストが在宅のアプローチを行う。
これは、機能分化(分担)を行えているわけではなくって、ただ分断してしまっている状態にある。
「分化」でなくて「分断」・・・
なんかつまんないよね。
「急性期を退院したらアトは知りません」
「とにかく今在宅の問題を考えているけど、急性期でどんな努力をしてきたかなんて知りません」
こんな状況になっている(ことが多いのではなかろうか)・・・
だから、少なくともセラピストだけでも顔をあわせた時にはそういう、「個別の患者さんについて話す機会」
とか、「個別のシステムについて話す機会」とかを設けて情報交換をする必要があるのではなかろうか?
そして、それからセラピスト以外の他職種との交流を持てるようになったり、地域ぐるみでの話し合いの場を持てるようになったりしていければいいような感じがする。
技術の向上は「患者さんのため」であるのだから、やはりこういった技術が生き生きしてくる展開をしていかなければならないな。
・・・といったアイデアを
どうかたちにしていくか・・・
とにかく、出雲方面を見習っていきつつ、米子ー松江あたりの独自な風潮を考慮して進めていく必要があるかな・・・
コメント
ありがとうございます
煮詰まった頭に、ちょうど良いお題でした。
始めは小さな動きでも、いつか大きなうねりになるって信じて…。
出来ることからはじめましょ(笑)
>女医Mさん
いえいえ!
先生の影響ですよ!
ほんとに、できることから始めなければいけませんね!
あきらめることなく・・・