ただいま米子市美術館(鳥取県)で行われているのが
■平成22年度特別展:こころに響くことば「書の詩人 相田みつを展」
ふと気が向いたから、行ってみた。
日曜日ということもあるんだろうけども、人間が溢れている!
書の数々
作品の前に立つ。
・・・
美術館に行く時に期待するのは
画や書といったもの
そういったものが、直接的に僕自身に働きかける感じをつかみに行っている。
音楽もそうだ。
直接的に働きかけてくるエネルギーというかパワーを感じたいと思っている。
そして、たとえば、モネの絵を見たとしよう。
その作品を見る時にこう思う。
「この絵の前にモネが立っていたんだ。筆を握ってこの絵を見ていたんだ。」
博物館だってそうだ
石器時代の物品を見てもそう思う。
「古代の人が、"これを"手にして生活していたんだ」
という具合。
兜や甲冑(かっちゅう)だってそうだ。
「これを身につけて歴史上の人物が戦場に向かっていたのか。その甲冑の奥に武将が存在していたんだ。」
美術感にせよ博物館にせよ
そうすると、今そこにその人がいるような気がする。
その人の魂に触れる気がする。
美術館・博物館は
魂の痕跡に触れる機会を提供してくれる。
だから、なるべく本物に触れたいと思っている。
相田みつを展も素晴らしかった。
気が向いた甲斐があった。
ちなみに、米子市美術館「書の詩人 相田みつを展」は
5月7日(金)~6月10日(木)[会期中無休]
午前10時から午後6時
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