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在宅

理学療法/病院

集結!

またもや、ケアマネさんに呼ばれて、患者さんの家に集合!

患者さんが退院後に、褥創が増えている・・・ということで、お呼びがかかったのだ。

業務を終えて(てか、抜け出して?)、夕方。

患者さんのお宅にお伺いしてしばらくすると、介護タクシー屋さん、デイサービスのスタッフ・・・

総勢8名が集まった。

みんなで褥創のチェックとポジショニングの検討をおこなう。

デイサービスのスタッフや送迎業者さんヘルパーさんがどのような体位で患者さんのポジショニング(姿勢を整える)をしたらいいかを検討した。

もちろん、褥創の原因は定点圧迫だけではなく、むしろそれ以外の要素が多く大きいと思われる。
受診も必要な状態だろうと思う。

それでも、みんなで、それぞれができる限りの体制を整えておくことは必要だ。

デイサービスで過ごされる時の体制はどうしようか?
送迎業者が患者さんをお宅におつれした際にとっておく体位は?
ヘルパーさんが体位変換やポジショニングで気をつけておくことは?
食事の際にご家族が行えるポジショニングは?
マットは適正のものか?用意する体更枕のタイプは?
・・・

いろいろ検討しなければならない。

そして
この患者さんは透析にも通っておられる。

その透析を受けられる最中の姿勢はどうだろうか?
ということも考えなければならない。

いろいろ悩みつつも、在宅で起こっている状態の難しさを感じる。

病院では、患者さんはいつもそこにおられる。
お部屋にお伺いすれば、そこにおられる。
その空間が、患者さんの生活空間である。

在宅の患者さんはどうだろうか?

いつ、どのようなタイミングで、褥創の種をつくるのか?
なかなか推理が行き届かない。

常に専門的な判断が仰げる状況でもない。

そういったもどかしさを感じる。

しかし、それが在宅・・・

ただ、
難しい難しいと嘆いていても始まらない。

やれることと、
やれないことと
しっかり判断して、できる限りのことをしよう。

それしかない。

いろいろ話をして、患者さんのお宅にも長居してしまった。

参加したスタッフさんも「ありがとうございました。勉強になりました!」と言ってくれた。

いやいや。。。
こちらこそだよ。
患者さんや、ご家族、在宅のスタッフたちはこの世界で戦っているんだと感じた。

この機会を与えてくれたケアマネージャーさんに深く感謝!

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参考

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コメント

  1. ちゃくま より:

    感謝です。
    こんばんは。
    ずいぶん前にコメントいたしましたものです。

    みなさんの対応にすごくびっくりしています。
    在宅ではありませんが、私の実家母も介護が必要なため、老健でお世話になっております。(介護5)

    一番最初にお世話になったところでは、施設内の連携不足により、親子共々大変な時を過ごしたように思い出します。(仕事・家事・毎日の訪問)

    幸いなことに現在のところでは、入所者さんをまず第1に考えて行動していただけるため、ちょっと安心でき、週に3回くらいは顔を見に行くまでに余裕ができました。

    Kazuさんのような方々が支えて下さっていることを感謝致します。

  2. kazz より:

    re:感謝です。
    >ちゃくまさん
    お久しぶりです。

    以前はこの記事ですかね?
    http://blog.goo.ne.jp/kazz_ash/d/20081108

    またもやコメントありがとうございます。

    「みなさんの対応にすごくびっくりしています。」とのことですが、僕自身もそうです。
    こういった集まりができたらいいなぁと思っています。

    しかし、決められた仕事の範囲では難しいでしょう。
    ・・・ですから、いまのところアフターファイブで集まるしかなさそうです。

    ちゃくまさんの言われるように、ご本人さんやご家族さんが安心して過ごせるような状況を作っていければと思っています(・・・これがなかなか難しいのですが。)

    では、またよろしくお願い致します!

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