担当のおばあさんから特攻隊に関わる話を聞いた。
特攻というのは、飛行機にのって、敵に対して体当たり攻撃をすること。
1940年~1945年にわたって戦われた大東亜戦争(第二次世界大戦/太平洋戦争ともいわれる)の終末期において、日本人がとった作戦だ。
体当たりするんだから、特攻隊員は命がけ・・・というか、必ず死ぬ。
けど、成功すれば敵にも壊滅的なダメージを与えることができる。
神風特攻隊
本当の意味で命を懸けておられたわけだ。
で、何のためにかと言えば
日本のため、家族のためだ。
自分の命を捧げて、日本という国や人を守ろうとしたんだ。
ぼくたちがここにいるのも、そういった方たちの献身によるものだ。
で、
おばあさんの話だと
今はもう亡くなられた旦那さんは、結婚前に特攻隊として鹿児島に行かれたとのこと。
しかし、無事に帰ってこられて、結婚された。
終戦がおじいさんの命を救った。
ただ
おじいさんと、仲間たちは、特攻に出られなかったことをかなり残念がっておられたとのこと。
「どう思われたでしょうね?」
と聞いたら「そりゃもう、仲間たちと悔しがっていたみたいです」
とおばあさんは答えられた。
このおばあさんの旦那さんは、今はもう亡くなられているんだけども、日記が残っているとのこと。
(日記は鉛筆で書かれていたため、息子たちがコピーかなにかで後世に残す努力をされているということだった。)
「特攻は怖かったでしょうかね?」
と問うと
「怖けりゃ行くワケないが」
と、バカなこと聞きなさんなという感じで返答された。
コメント
Unknown
高校生の時、「聞け、わだつみの声」という本を読みました。特攻の人や、陸軍の人達(皆、戦死された方の)の日記や手紙です。受験勉強そっちのけで、夜中に、とめどなく涙を流し乍ら読みました。可愛そうで、若い命が惜しくて、悔しくて、悔しくて。皆、死にたくて死んだのではなくて。日本の為、家族を守る為、先に逝った仲間の為に。二十歳そこそこの若者達の守りたかった日本は、こんな姿ではなかったはずと、申し訳ない気持ちでいます。
英霊に感謝を
>cyamaさん
家族を護り、国を護った方達に感謝すらできない国になっています。
それどころか、「悪いことをした人たち」みたいに言う輩さえいます。
国のことを考えたい。
とそう思います。