今日は、リハビリ病棟のパス会議だ。
ウチの病院は大きな組織となるので、それに伴って規約とかルールもたくさんある。
そして、パスの基準もある。
作成手順とか、形式とか。
さて・・・
今、リハ病棟で作ろうとしているものは、「パス」なんだけど、病棟の特殊性からか業務内容からか、院内のパスの基準には当てはまらないかもしれない。
で、どうするか?
という内容の話し合いをした。
■院内のパス作成手順に従う
→「パス」は作成できるかもしれないが、業務の改善を生むかはナゾ。
■業務内容に合わせた形で作成する。
→使えるものを自由に作れるが、出来上がったものは院内のパス基準に当てはまらなくなるかも。
で、結果は
『後者』
業務内容に合わせた形で作成するのが良かろう。
やはり、はじめから無理はせずに、「今」の業務を見つめ直して、今の状況からの改善、向上を生みたい。
シメシメ←(?)
まぁ、普通に考えれば当然の結果なんだろうけども、組織の中って独特の命令系統があるので、それなりの注意がいる。
でも、
「パスを作成せよ」
の命令に従順に従いすぎると、「使われないパスを作成する」ことになりかねない。
患者さんのためのツールが、ツールのためのツールになって、患者さんの役に立たないことって少なからずあると思う。
タチコマ達のように、命令からはなれて新しい道を探ることが、我々(=リハビリ病棟)を形成することになるのではなかろうかと・・・
そして、同時にこのことは
リハビリテーション病棟とは何か?
リハビリテーション医とは何か?
リハビリテーションナースとは何か?
リハスタッフとは何か?
リハビリチームとは何か?
を問い続ける活動でもある。
何が専門で、どういうことが得意で、ことをどういうすべきか・・・を問い続けていかなくてはいけないと思う。
整形病棟は整形の専門で、整形疾患をみる(あるいは整形疾患の視点から見る)ということは、わかりやすい。
では
リハビリテーション病棟はどうだろうか?
・・・ということをフツフツと考えながらの会議だった。
いまだに、どんなものができるか、謎。
迷ったら
「患者さんのために」
というキーワードに振り返りたい。
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