スケジュール帳

《基本情報》
患者氏名：僕
年　　齢：30
性　　別：男

《病名／症状》
■大切物紛失病
■曖昧予定管理症候群
■誤字脱字症候群
■金欠乏症
■散らかし症候群

なんとも管理が大変で，このままでは社会的に問題となる．
いままでこれで生活してきたため病識がなかったが，症状が重度化し焦りを感じてきている．
日常生活もほとんどを気まぐれで過ごしている．

《治療計画》
■スケジュール帳を購入
いままで，スケジュールはiBook（約1年3ヶ月前に購入）の「iCal」で管理していたものの，ズサンであった．
そこで，アナログ形式（紙媒体）のスケジュール帳を所持し，無理矢理，情報を「iCal」と並列化させる事によりスケジュールの意識化を図らせたい．
本症例は飽きっぽい正確のためスケジュール帳は安価な物を購入．しかし，続くと思わなかったblogもほぼ一年を迎えることもあり，スケジュール帳についても継続使用の可能性が期待できる．
さらに親近感を増すため「ibook」と同色の「白」のスケジュール帳を選び，さらに「白」のシャープペンシルも購入した．

陰性因子として
■飽きっぽい
■誤った情報を書く
■字を思い出せず記入できない
■記入した文字がきたなくて読めない
■スケジュール帳を無くす
など考えられ，みごとに「真正性」「見読性」「保存性」は確保できないとおもわれる．

スケジュール帳を購入したという事実そのものが，患者に安堵感を生じさせている点で，既に功を奏していると思われる．
まさに，
信ずる者は救われる．
南無阿弥陀仏．