仕事を終えて、管理栄養士さんとの会食を終えて、今日も最終列車に乗って帰路についた。
下りる駅は、無人の弓ケ浜駅。
寂びれた駅舎には幾つかの外灯があるだけで、まわりには暗く畑が広がっている。
列車を下りたのは僕一人だけ。
改札のある反対側のホームに行くと、僕が乗ってきた列車とは反対側に向かう列車が止まっていた。
その列車がゆっくりと動き出して、駅の向こうに流れていく。
誰もいないと思ったのだけど、ホームの向こうに白い影が見えた。
よく見ると、離れていく列車に向かって大きく手を振っている白いシャツの男の人の姿。
ぼんやりと姿が見えるだけ度なのに、何となく性別までわかるのは不思議だと、人の認知能力の不思議を知る。
もはや車窓からは見えないだろうに、男の人は律儀に離れていく列車に、まだまだと手を振っている。
列車が遠ざかり、その後尾の灯りだけが確認できるようになったあたりで、男の人は、クルリと向きをかえ、こちらに歩いてきた。
白いシャツを着たその人は
酔っぱらった兄貴だった。
コメント
はじめまして、初コメントです!
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす\(^▽^)/。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*・・*)ポッ
Unknown
このあいだコメントしためぐみです!覚えてますか?覚えていてくれた嬉しいですw(⌒∇⌒)せっかくなのでメールできませんか?私ブログとかやってないのでお話がしたいです、アドは makorakopuあっとyahoo.co.jpです、待ってますね!(*´ェ`*)ポッ