国旗掲揚

米子市議会の議場に国旗／日章旗を掲揚しようという陳情が出された。

議論されること自体が間抜けな話しだと思っていたが、それが否決（不採択）されたというのだから、天地ひっくり返るほど驚きだ！

市民から選ばれた議員がよってたかって議論した結果が、「国旗・市旗を議場に掲揚しない」というものなのだ。

米子市議会は・・・、米子市議会議員はどうにかしているのではないか？

必ずや、この議題はふたたび議場にのぼることになると思う。
そうであってほしい。そう予言しておきたい。

今回
結果からいえば、１１対１７で不採択となったらしい。

市民みんなで選んだ議員が決めたことだ、決った後でツベコベ抜かすなと言われるかもしれないが、ツベコベいいたい。
いや、市民をあげて、ツベコベ言わなきゃならない話題ではないか？

国家の象徴、市の象徴としての旗を、議場においてないがしろにしてる。
議員が悪いんじゃない。
そんな議員を選んだわれわれ市民が悪いんだ。
無関心で、政治は誰かがやるもの、単なる人気投票、暇つぶしとして投票を行うからこんなことになるんだ。

国旗国歌に敬意を持てない人はいるだろうということは分かっている。
しかし、それは国家において少人数であるべきだろう。

それが米子市議会では、過半数を超えるというのだからたいしたもんだ。

サッカーの試合でも、この度の大災害に対しても、多くの場合・場面において「日の丸」が使われている。

「日の丸」は有形無形に日本人に影響を与えている。
そして、「日の丸」それは、求心力として働いているのではなかろうか。

日本人をかたまりあるものにする。

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共産党の岡村英二さん（米子市議会議員）はブログに書いておられる。

『日本がアジアに侵略した旗印として、いまなお無反省な方たちの統合の象徴となっているのではないか、そう考えている。』

僕とは認識が１８０度違う。

僕らのおじいさん、ひいおじいさんは「侵略」をすすめた悪魔のような人間ではない。

日本はアジアに侵略したのだろうか？
なにをもって「侵略」なのだろうか？
そもそも「アジア」とはどこの国だろうか？

戦争は悪いことだ。
これには間違いがない。

しかし、だからといって後の日本が過去の日本をすべて否定してしまってよいのか？
「アジア」という枠組みで言うならば、むしろ日本軍はアジアを白色人種の植民地化から解放させたではないか？

今からは考えもつかないかもしれないが、過去において有色人種は白人の奴隷だった。
日本もあともうすこしのところで、植民地になるところだった。

そんな世界の価値観（常識）から、大きく舵を切らせたのは、日本人の平和主義があったからじゃないか？
日本の自己犠牲があったからじゃないか？

そして、戦争に対しては決して無反省ではないことを強調しなければならない。
戦後の日本がそれを象徴している。

日本はとことん軍事を避けてきたじゃないか？
よその国から批判されようとも、軍事には関わらず、なるべく金だけで解決して。
大東亜戦争後、日本は戦争を起こしていない。

過去において
日本と日本の家族を守るために戦ったのだ。
自分の命を未来の日本人に託したのだ。

が・・・
１００歩も１０００歩も譲ったうえで、彼らの行為が「侵略」と定義されたとしよう。

国旗が悪いことを象徴したからといって、国旗を否定するのか？

それこそ、悪い歴史をリセットするという蛮行なのではなかろうか？

アメリカは国際法に背き、一般市民を大量虐殺した。
作りたての原子爆弾を試しに使ってみた。1945年。
２種類つくったので、広島と長崎とで２種類使ってみた。

そのことで、彼らが国旗を捨てるべきだろうか？
星条旗の星々は、「侵略」と定義されるべきものではないか？
インディアンを殺し、手に入れた星々だろう。
それで、彼らはその星々を捨てるべきか？

悪いことが起こったら、国旗を塗り替えなければならないのか？

逆だ。

様々な歴史を背負って国家があるではないか？

たしかに、先の大戦は苦い経験だ。
それを日章旗を捨てることによってリセットすることが、はたして正しいことか？

僕らは国旗を守らなければならない。国歌を継承していかなければならない。
それは、先祖代々が受け継いできたことの結晶として、今の国旗国歌、すなわち「日の丸」「君が代」が存在するからだ。

反省とともに、引き継いでいく歴史や伝統や文化がある。

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共産党の岡村英二さん（米子市議会議員）の記述に戻そう。

『いずれにせよ、自由な議論を交わす場である議場に、議論の分かれている「国旗」を押しつけようとすることは許されない。』

議論が分かれている？

では、こう言いたい。
いずれにせよ、自由な議論を交わす場である議場に、議論の分かれている「反国旗思想」を押しつけようとすることは許されない。

国旗を高らかに掲げ、国歌を重厚に歌い続けよう！

草奔よ崛起せよ！