元旦
記録的な大雪らしくて、大晦日から米子駅前のホテル住まいとなった。
家では停電が続いている。
携帯電話が使えるので、まだ連絡が取れるのが幸いだ。
列車は運行ストップを余儀なくされ、タクシーも相変わらず長蛇の列を抱えている。
どのみち、家の付近は車が通れる状況ではないらしいので、タクシーに乗ったところで、家に近づくことしかできない。
しかも、家に着いても、食糧難、寒さ、停電の状態なので、むしろ帰らない方がいい。
一度は方付けをして部屋を出ることにした。
とはいえど、
行くところがないので、ミスドにいって、ドーナツとカフェオレで過ごすことにした。
実家とも連絡をとっていると、どうも今日も返ることは困難なようだ。
もう一泊を早めにとっておいた方がいいとのことだった。
なにせ、すでに、ホテルは家に帰れなくなった人達であふれてきている。
そして、僕は仕方がなく、もう一泊分の予約を入れて、ホテルにこもることにした。
一度はホテルを出たのだが、ホテルも融通が利いて、先ほど引き払った部屋はまだ掃除前ということで、引き続き宿泊してもよいとのことだった。
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しかし
このホテル住まいというのは・・・
なんとも・・・
居心地がいい!!
ヽ(゜∀゜)ノ
こうなったら仕方がないので、我が一族分の正月の祝いを僕一人が請け負って過ごすしかないっ!!
うんっ!
これは仕方がないことなのだっ!
ホテルから駅や店には徒歩で行ける。
多少足を取られるが、行けないことはない。
例年は目もくれない『福袋』も買った!
そして、再度ミスドのドーナツも食べてカフェオレをオカワリして、読書に耽った。
あきたら、ホテルの部屋に帰って読書に耽った。
元来、テレビをほとんど見ないので、酒を飲みつつ、本を読んでは、寝て・・・というのを繰り返した。
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昨日(つまり大晦日)の夜食は駅で買ったワインと缶詰だった。
今夜は・・・
居酒屋に行った。
一人居酒屋!
といっても、やはり、大雪被害で帰られなくなったっぽい人達もチラホラ見られた。
注文は
寿司と熱燗とカニミソ
行儀は悪いかもしれないが、読書しながらチビチビと・・・
そんな
元日
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