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資料作成

理学療法/病院

今日は、とある施設からの依頼をいただいて、2時間講演

いただいた依頼は

・実際の介護方法などの応用的な内容ではなく
・動作の基礎になるような体重移動の基本知識や実際の動き
・関節(特に腰)への負担を減らせる姿勢
・全ての動作の基本になるような基礎的な内容

というもの。

介助方指導などはいままでも依頼をいただいていて、指導させていただく機会は幾度かあった。
こういうときに求められるのは、『実際どうやるの?』という応用的な内容がほとんどだったと思う。

もちろん、応用といっても、介護・介助全般的に通じる体の動きの基本のようなことはお話しするのだけども、実際場面では応用だらけで、”習った応用をどう応用する か?”なんてこともしばしばだと思う。

今回は「基礎から」という依頼だったので、ボディメカニクスの基礎力学から立ち返って学習できるように内容を組んだ。

力学・・・なんていうと、ややこしい・つまらないと感じるかもしれないので、それをどう楽しくするかが課題だなぁ・・・なんて考えながら資料作成を行った。

資料作成は楽かったけど、相変わらず当日ギリギリまで修正したりしていたので、また変な失敗がないかと不安もあった。

なんとか大丈夫だったと思う。
…そう思おう。

講演も無事終わった。

個人的には楽しめたけど、受講者はどうだっただろうか?
楽しんでいただけたならいいなと思う。

最近は、自分の資料よりも、依頼を頂いて資料作成・修正を代行する機会が多い。
内容の詳細は…支障があるかもしれないから言わないが、医療やリハビリとは分野が離れている内容だったりする。

これが結構楽しくて、自分が講演するワケではないのに、演者になったような気分で作る。

資料作成が苦痛だという人もいるけど、それぞれ向き不向きがあるだろうし、時間の制約もあるだろうから、外部依頼するのも良い手だと思う。

今回の講演では、事前の依頼の中で『後から学習できるように資料提供やビデオ撮影が可能か』と問われていた。

もちろん可能な訳だが、どうせならと後から見ても学べる資料にしたいと思った。
記憶の手がかり的な資料、問いかけやイメージ画像、印象的な文字だけの資料だと、しばらく後から見たときに分からなかったりする。あるいは第三者が見て分かりにくかったりする(伝達する場合にね)。
なので、今回はイメージ的な資料、印象的な資料ではなく、内容的な資料にした。

こういうので難しくなるのは、受講者が講演中に資料の中に没頭してしまうこと。
(資料読んでたら、内容も流れもネタバレしているワケで)

というわけで、実技を挟み込んでの説明や、資料をより詳しく説明するための具体例の提示など、受講生の反応を見ながら講演を進めていった。

毎度ながらギリギリの準備になったけど、資料準備も講演も無事に終わった。
資料はまた増補していって、何かの役に立てたいと思う。

とりあえず
講演終わった後のスカッと感はスプライトを飲んだ時のように爽快だ。
多分、直前まで焦って作業しているせいだと思うが。

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