松江圏域地域リハビリテーション勉強会

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今日は勤務を午後から始めることにして、午前は勉強会に参加

■松江圏域地域リハビリテーション勉強会

ご講演は、この世界の重鎮、大田仁史先生

『すべての人に「リハビリ」が届く地域包括ケアを目指して』

リハビリテーションの精神・理念、介護、終末期、そしてご遺体のあり方についてまで、興味深い話を聞くことができた!

リハビリという名称が人口に膾炙するとともに広がる、誤った理解。
リハビリテーションがうまく日本語に訳せなかったことも、ポロリと吐露されていた。
たしか、柳田邦男も同じことを書いておられた気がする。

そして、今一度『ハビリス(ふさわしくある・人間らしい)』という語の提唱をされていた。
これについてはまた学んでみたいと思う。

リハビリテーションの精神と理念が、”診療報酬”の多寡によって崩壊へと向かっているという危惧を感じた。

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先生としては、
リハビリテーションの手法を介護の世界に、そして、終末期へとつなげる活動をされているとのこと。

専門職は、ひろがるリハビリテーションの考えの中で、全体像をとらえて、自分の立ち位置を確認することが大切という部分は同感!

また、これまでの介護予防事業について効果がみられず、やめる方向に向かっているということも、やっぱりかと感じてはいたけども、胸に刺さる言葉だった。

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『医療モデル』はneeds orientedで、つまり必要であればなんでもやる。
対して、介護は『生活モデル』である。
→リハは医療の中に生活モデルを持ち込んだということも、急性期医療現場で働く僕にとって、リハの再確認にもなる言葉だった。

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いま、僕たち専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)に求められていることとして
■職場の専門職としての仕事
■プロボノとしての活動
 ※プロボノ(Pro bono)は、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身。(wikipedia)

そのプロボノとしての活動が、フォーマルな活動につながっていくとのこと。
自分を振り返ってみると、こういった活動はしていないので、考えなければならないかな。
地域が『リハ職種に対する期待』を抱くためには、リハ職種が、職場外でもプロボノとして活動を始めなければ進まないことなのかもしれない・・・。
また、リハビリテーションが専門職により推進されるのみならず、住民の支援や参加が必要となってくるのだと。

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リハビリテーションの概念の拡大(あるいはもともとそうだったのかもしれないけども)、最終的に、悲惨なご遺体になることの予防をしなければならない。

そんななかで、先生は、終末期リハビリテーションについていかのようにされている。

『加齢や障害の進行のため、自分の力で身の保全が難しく、かつ生命の存続が危ぶまれる人々に対して、最期まで人間らしくあるよう医療、看護、介護とともに行うリハビリテーション活動』(大田、22.4.1)

これは、新しく『かつ生命の存続が危ぶまれる人々に対して』という文言を加えることにより、より
終末期のあり方を拡大している。

当初は以下のとおり↓
『加齢や障害のため自立が期待できず、自分の力で身の保全をなし得ない人々に対して、最期まで人間らしくあるよう医療、看護、介護とともに行うリハビリテーション活動』

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講師の大田先生は柔らかい口調ではありながら、かなり強いメッセージを発してくれた。
リハビリテーションの理念や信念が崩壊しないように、考え続けたいと思う。

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