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急性腰痛と危険因子ガイド

理学療法/病院
急性腰痛と危険因子ガイド
ニュージーランド事故補償公団
春秋社

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とどいた~!

今日は読めないのでコメントは控えるけども、とりあえず購入報告!

内容については(僕はまだ読んでいないので)
著者の長谷川淳史氏のブログをご参照いただきたい。

いざ出陣('10年4月15日)
『急性腰痛と危険因子ガイド』の中身('10年03月26日)
出撃準備完了!('10年03月25日)

僕の勘が正しければ、これは、とてつもない本(訳本)だと思う。

少し残念なのは、医者や理学療法士といった人間が出版しなかったことだ。

こういった情報の拡散を医療者が行えないのは少し残念な感がする。

・・・いや、誰が拡散してもいいのだけど、医療者にかぎって、その情熱のためか""正しくない""情報の拡散をしてしまっている場合が多いのではないか?
いわゆる、医療者の思い込みによって冷静さを欠いた情報。

ことメディアリテラシーの備わっていない日本国民は「専門家の」というだけで、その意見を鵜呑みにしてしまう傾向にある。
(その専門家の意見をミノさんが言えばなおさら効果があるようだが・・・)

腰痛に対する概念が、生物学的なものから「生物心理・社会的疼痛症候群」と言われてひさしい。

だがなんのなんの、いまだに理学療法士の発表では
「腰痛は二足直立歩行を始めた人間の宿命である」などと言った諦観的腰痛発生論(笑)が発言されたりする現実もある。
コチラ参照)

この本は、腰痛に携わる者に盗って、世界の常識に近づくための本であると思う。
世界(この本の場合、ニュージーランド)では、もう行動に移されている現状。

こういった腰痛にたいする介入があるなんて、言葉では知っていても、実際に目の当たりするまでは信じられなかった。
本来根拠と考えるには乏しい生物学的損傷が結果的には生物学的損傷のような状態を大量に作り出してしまうなんてね。
あなただったら、この現象を何て名付けますか?

TMS'

イエス。TMS'。元来、今の社会システムにはそういった現象を引き起こす装置が始めから内包されているんだ。僕にはそれが絶望の始まりに感じられてならないけど、あなたはどう?

さぁ、なんとも言えないわね。だけど私は情報の並列化の果てに個を取り戻すための一つの可能性を見つけたわ

ちなみにその答えは

好奇心、たぶんね

なるほど、それには僕も気づかなかったな。僕の脳みそはすでに硬化し始めている。

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参考

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腰痛治療最前線―アスクレピオスとカデューセウス

コメント

  1. 長谷川淳史 より:

    ありがとうございます
    この度はご紹介くださいまして誠にありがとうございます。お気に召していただけるかどうかいまだに不安ですけど、もしお読みになりましたら、アマゾンなどでレビューをお願いできないでしょうか。次の世代やその次の世代までおかしな考え方を残したくないのです。お時間があればで結構ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>

  2. kazz より:

    re:ありがとうございます
    こちらこそ
    コメントありがとうございます!

    アマゾンのレビューの件、了解致しました!

    ほんとに、この本が発刊されたということは、大変意味があることだと思っています!

    先生に対する感謝の念が絶えません。
    お忙しいと思いますが、これからもよろしくお願い致します!

    お身体にはご自愛くださいませ。

  3. pippi1011 より:

    嬉しいです。
    初めまして。カイロプラクティックを生業としている小山と言います。
    長谷川先生の著書をまた、翻訳を紹介していただき、大変嬉しいです。
    私も、腰痛を診療している立場から、ガイドラインについては長谷川先生のセミナーなどに参加して、腰痛に対する概念を一掃させて頂いたものです。歪みやらサブラクセーションなどが根本原因と言ってきたンですが、どうも、腑に落ちずにいたのです。
    TMSを知り、腰痛のガイドラインを知り治療の現場に取り入れ、効果を実証出来ているように感じます。
    しかし、メディアの情報というのが根強く、患者さんの中でも納得がいかない方も多いのも現実です。
    多くの医療関係者が、この著書を一読して頂き、臨床に取り入れて頂き、正報を発信して頂けることを期待しております。
    長々とすいませんでした。

  4. kazz より:

    re:嬉しいです。
    >pippi1011さん
    コメントありがとうございます。

    本当に、このような本が出ることは励みになります。

    医療界でも普及するのには(反対勢力とか出るのでしょうが・・・)10年くらいかかるんじゃないでしょうか・・・?
    いや、もっと?

    「心理・社会的」って言葉のみ普及はされているんですが、そこに言及している人は少ないと思います。
    セラピスト(理学療法士や作業療法士)においては・・・腰痛からの回復や予防を普及するよりも、腰痛を普及しているのではないかと思うほど、狭視野的な情報が流れているのが現状です。

    長谷川先生の講演会・・・
    また行きたいです。

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