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まだまだ若い

急患(キューカン)!

リハビリには関係ないかと思われがちだけども・・・

ある。
ノダ(-`ω´-〃)

緊急を要するリハビリではなくて、
夕方のもう勤務時間を過ぎたような時間でる処方。
急に出た処方だ。

そもそもの僕の考えは
処方が出たその日のうちに必ずその患者さんのところに行くことにしている。
遅い時間だろうと・・・
今日処方が出たら、今日だ!
(#゜Д゜)イクヨ!!

今日一日のリハビリをおろそかにすることは、あってはならない。
「今日はもう遅いから明日にしよ」なんてことは考えない。

んで

今日の夕方に処方の出た患者さんは。
後輩君の元担。

元担(モトタン)というのは、『以前担当していたことのある患者さん』ということ。
後輩君が以前担当していた患者さんが再入院してこられたのだ。
ちなみに、僕もしらなワケではない患者さん。

再入院というのは、もちろんメデタイ話しではなくて・・・状態悪化だ。

17時

リハビリ受付のお嬢さんに呼び止められた。

「処方が出ました~(゜∀゜)」

後輩君の元担ということだったので、今回も彼に担当をお願いした。

たまたま、彼が通りかかったので、彼に告げた。

『新患さんの処方出たよ。元担の方。よろしく』

17時も過ぎていたので、これから都合を付けるのは困難だと思う。
なにせ、18時まで他の患者さんをみたり他の業務をしていたりするからだ。

後輩君は僕に返事した。

『え?今からですか。できません。』

と。

『できない理由が何かあるか?』

と聞きかえしたら・・・

『キャンドルサービスがあるから、今日は無理です。』

とのことのだった。

・・・

たしかに
今日は『キャンドルサービス』とって、クリスマスのイベントがあった。
夕方、スタッフが「きよしこの夜」などを歌って、ロウソク灯をともしながら病棟を歩く素敵なイベントだ。
後輩君もこのイベントに参加する予定らしい。

これはこれで良い。

けどね・・・
σ('ー`* )アノナァ

それは18時半
いまは17時

余裕あるでしょ!
ヽ(#゜Д゜)ノ┌┛・;

でも
『キミが行かないなら、僕が行くよ』

と言って、担当を僕に変更とした・・・

こんな、キャンドルサービスのみを最優先事項にする輩に患者さんを担当させることなんかできるかい!
と、すこしカチンときたのだ。

にしても

なんだかなぁ・・・
ε= (´ι_` o)

教育がなっていない!!
(#゜Д゜)ゴルァ!!
(↑ちなみに、教育者は「僕」!)

まず
患者さん第一に考えること!
患者さんと他の用事とで選択を迫られたら、どうするか?
どうにかして『両方やる』方法を考えること!

すぐに「できない」という返事をしない!
特に、先輩に向かって「できない」とは言わない!
まず、『どうしたらできるか?』を考えること!

わかったか!?
(#゜Д゜)ワカッタナ?

この患者さんが再入院されたことを考えてみろ。

悪化だ。

進行性の筋力の弱る病気で、それが悪化してこられている。

今すぐにでもお部屋に向かって行って

「具合どうですか?」

と声をかけるべきだ。
精一杯、自分のできることに知恵を絞り、持っている技術を注ぐべきだ!

「キャンドルサービスがあるから、できません」だと?

バカなことを言うんじゃない!
ナニ(#゜Д゜)イッテンダ!!

キミはセラピストだ!

かけがえのないセラピストだ!

キャンドルサービスも"かけがえのないサービス"かもしれないが、いくらでも代替手段はあっただろう!
すぐに「できません」と言うその根性・・・

叩き直してやりたい、が・・・

が・・・

その前に脱力感だよ・・・
フゥ(´・ω・`)オチツケ

あまりにも、価値観が違いすぎる・・・

セラピストは腕を振るってなんぼの価値観は既にこの子達にはないのかも・・・

んで、

代わりに僕が担当させていただくことになったんだけども・・・

よかった。
(*´∀`*)

後輩の件で、余計に力が入っていたこともあったけど、今日リハビリ介入があってよかった。
そう思える。

後輩君より、僕が担当してよかった。
そう思える。

少なくとも
今日一日分のリハビリ(理学療法)を僕は提供できた。

そして、患者さんはそれを望んでおられた。

今日、僕が行かなければ

患者さんはベッドの上で寝て過ごしていた。
患者さんは歩くことをしなかった。
患者さんはお部屋どころかベッドから出ることはなかった。
患者さんはオーケーサインを送ることもなかったし、その時間に笑顔で挨拶することもなかったと思う。

単なる業務や流れ作業ではないんだ。

本当に尊い機会を逃したな、後輩君は。

夜。

それこそ「キャンドルサービス」も終わってから、後輩君が僕のところへやって来た。

「今日は有り難うございました。」

この感謝のコトバは『僕のかわりに行ってくれて』ということだと思うが・・・

「キミに感謝されることではないんだよ。」
「なに感謝の言葉述べてんだよ。」

と怒りの気持ちがこみ上げてきた。

「ハイ」
と返事するに留めたが。

何と指導すればいいのか分からない。

「キミは理学療法士で楽しいか?」

と聞いても、都合のいいように解釈されるだけだと思うしな・・・。

その後・・・
夜の勉強会があったんだけど、
かなり力が入ってヒートアップしたな(笑)!

こうやって青っぽく燃えるのもいいな!
若い証拠!
↑コレが言いたかった(笑)

コメント

  1. 女医M より:

    セラピストに求めること
    昨日言われたの(シクシク)…あるリハ医に。
    若いセラピストには、「スケジュール表渡して、何日にこれやって!」っていう具合に指導せよと。
    んな、アホなって感じで熱く議論となりました。
    これからも、後輩の指導はちゃんとやってくださいね。どうかお願いします。

    因みに、初日に患者を起こしてあげて、活動度の指示を出すのは、リハ担当医の仕事でもあります。
    セラの皆さんとは協力してやっていきたいです。

    グチなんだけど…
    うちはリハ処方箋じゃなくて、依頼書なんだよね…。
    赴任早々怒って暴れたけど、印刷したのが無くならなくて、未だに変更無し。
    すいません、次元低くて。

    美味しい焼き肉食べさせてあげるから、東京にまた来てください(愚痴聞くお駄賃)。

  2. kazz より:

    re:セラピストに求めること
    >女医Mさん

    では、東京に向かいます(笑)!

    さすが、アツさは変わりませんね!

    先生の感性からは、いろんなものが見えてくることと思います。
    アンテナが錆びて鈍感なヒトには見えないことも見えてしまうと思います。

    んで
    腹が立つことも多いと思います。

    今日も某PTと話していたのですが、「なんとかせにゃならん」という気持ちと「もう、どうでもいいか!」という気持ちが交錯する毎日です。

    でも、そうですね。
    指導はやはりちゃんとやらねばなりませんね。

    指導というか、理想をずっと語っていく必要があると思っています。

    先生が「セラの皆さんとは協力して」と思っていてくれる限り、ぼくたちも専門職として頑張れると思います。

    どうぞよろしくお願いします。
    美味しい焼き肉も、どうぞよろしくお願いします。
    タベルゾー!

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