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患者さんの家

毎朝、汽車を乗り換えて松江駅に着く。

松江駅からは自転車に乗って職場(病院)に向かう。

その途中に患者さんの家がある。

といっても、患者さんは重い障害を抱えておられていて、意識もなく、病院におられる。

病院におられる・・・はず。

もう数年も前のことになるけども
患者さんは僕のいる病院から、別の病院へ転院されたのだ。

その後の患者さんの状態は残念ながらよくわからない。

患者さん不在の家には、ご家族が住んでおられる。

出勤途中に、自転車に乗りながらこの家の前を通りかかる。

先日、雰囲気が変わっているのに気がついた。

患者さんの家は人気のないガランとした家になっていた。

おそらく、引っ越されたのだろう・・・

毎朝、その人気のないガランとした家の前を通りかかる。

「もうすこし、何かできなかったかな?」

なんて、今更なことも考えながら

コメント

  1. やや より:

    こんばんは♪
    KAZZさんはじめまして〓

    転院された患者さんを心配されるなんて、ステキですね〓

    空き家になっていると気になりますね。なんだか心にポッカリと空間ができちゃいそう。哀しいですね(>_<) KAZZさんの優しさが伝わっているといいな

  2. kazz より:

    >ややさん
    ややさんはじめまして!

    ほんとに、空き家はさみしいものです。

    ご家族も新たな生活を始められたのだと思います。

    またお会いして、転院後の様子とか、希望されていたこととかを聞きたいものです・・・

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