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言語聴覚士先生

ウチのリハビリ科にST(言語聴覚士)の学校の先生が来ている。

STの学生さんが実習にやってくるんだけど、当然、その実習指導者はうちのSTになる。

で、学校の先生も週に一回ウチの病院に来て、学生の指導と指導者の指導をするシステムだ。

申し訳ないが
これを機に、僕の担当患者さんもみてもらえないか直談判した。

もちろんウチのSTさんも関わっている患者さんだけど

第三者の目というか…

現状脱却のために、担当ST以外の意見も欲しかった。

主治医、看護師、そして僕(理学療法士)は口から食べること(経口摂取)を願っていた。
当然、STさんも願っていただろうが、リスクを考え、それは「今」ではなかった。

「大丈夫でしょう~」という意見と「危ないですね」という意見が同時にある…

臨床ではしばしばあること。

さて…
学校の先生に、この患者さんを見てもらいたいと声をかけたとき、快く
「いいですよ!」
と応えてくれた!

…のだが
後からウチのSTさんに聞くと、先生はかなりのハードスケジュールだったらしい!

なのに、先生は顔色変えずに快諾してくだすった…

ウチのSTさんいわく

「そんな先生なんですよ」

とのこと。

普通、忙しかったら顔色変えるっしょ!
あたかも断る選択肢なんて無いようなあの笑顔は…条件反射かね!

無事、患者さんもみていただいて、スタッフともどもいい意見をいただいた。
とりあえず、経口摂取は進めていけそうだ!
リスクは伴うが、最小限に留める方向でスタッフの意識もむかっただろう。

経口摂取の方法論ももちろんだけど、セラピスト魂を見せられて刺激になった!

良い一日だった!

ち・な・み・に!

実は悪魔的な僕はもう一人別の患者さんもみていただけないかお願いしていた(笑)!

が…
やはり、こちらもしっかりとみていただけたみたいだ!

シェーシェー(謝謝)!

コメント

  1. むつ より:

    あの先生と・・・
    昔少しだけ仕事をさせていただいたことがあります

    とってもいい先生でした
    食べさせることに全力を傾けてくれる
    おとなしそうでとても熱いものを持った先生でした

    その上,力のある先生
    素敵でした

    若い先生達もいろいろ吸収して欲しいですね

  2. kazz より:

    >むつさん
    こんにちは!

    そうでしたか!
    ホントいい先生で、STさんに便乗して僕も学習させてもらっていますよ!
    なんだか、期間限定みたいですが、ずっときてもらいたいです。

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