今日は、リハビリテーション課で勉強会
AJINOMOTOさんの商品紹介なんだけども
リハビリテーション栄養という概念が提唱され久しいけども、実状はまだまだまだ・・・という現場。
医療現場におけるまともな栄養の提供をすることもままならず
また、リハビリテーションの効果をドライブさせるための栄養介入というのもままならず
という状況なのだけども、僕の職場だけではあるまい。
筋蛋白質合成に効果を示すということが言われている高ロイシンの摂取。
この春、味の素(AJINOMOTO)から出された『ロイシン40』も、医療現場で有効活用されるようになるかも・・・
と
思ってみても、まずは、現場のリハスタッフの認識がアレなために、普及は難しそう。
ということで、基礎知識をご教授いただくべくの勉強会開催だった。
大変勉強にはなったものの、リハ栄養に関する勉強会を前もってしておくべきだったかなという反省もあり(もちろん、僕自身の知識・認識向上のためにも)
スタッフの中には栄養に興味のあるものもいるし、「なんか大切そうだね」的な者もいるし、「興味ない」者もいると思う。
興味云々ではなくて、当然備えておかなければならない知識・技術なんだろうけどもね。
そうそう、リハ栄養の伝道師(?)若林秀隆先生の著書『リハビリテーション栄養ハンドブック』にも、序文でこう示されている。
『当面はリハ栄養の言葉や考え方の普及が目標ですが,長期的にはリハ栄養という言葉を用いなくてもリハと栄養管理を併用することが当然という時代にしたいです.』
リハビリテーション栄養ハンドブック | |
クリエーター情報なし | |
医歯薬出版 |
若林先生と言えば、
■栄養はバイタルサインの1つ
■栄養ケアなくしてリハなし,リハなくして栄養ケアなし
というコトバも有名だけども、上記の”消滅する媒介者(Vanishing mediator )”をはじめから意図するかのようなコトバは注目すべきことだと思う。
ともあれ、我が職場で栄養ケアに関する勉強会が開けたのはいい兆候
よい幕開けだった(そういえば、以前もサルコペニアの勉強があった気もするが・・・)
引き続き情報共有と意識付けができたらいいな!
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