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インシデント・レポート

理学療法/病院

夕方・・・
なるべく元気でいようとおもうが、疲労することもあるわけだ。

この時間帯は事故には注意が必要となる。
いや・・・注意が薄れるから、事故が起きやすくなるといえるんだろうか・・・。

理学療法の時間において、患者さんには最大限の機能回復を促すことが出来たら・・・と願いをこめてアプローチにあたるようにしている。

しかし、そのぶん、無茶をしてしまうこともあるのだ。

みていた患者さんは両足に力が入らない方。
腰などをお手伝いして、やっと立ち上がることが出来る。
立ち上がってそのまま姿勢を維持するのもやっとだ。
身体の前には台を用意して、患者さんは両手で姿勢を支えるようにしている。

注意はしていた。
足の力が抜けてしまわないか・・・
あるいは、腰砕けになって倒れはしまいか・・・。

すべてにおいて、細心の注意はしていたのだ。
どんなコトがあっても、対応できるように。

そう思って患者さんを支えていたのだが、突如

ボクッ!!

と鈍い音がした。

一瞬、何が起こったのか分からなかった。

ただ・・・
変な感触が下の方から伝わってきた。

数秒おいて
僕の視覚で確認するまでもなく、事態を把握することが出来た・・・

しまった・・・

なんてことだ・・・

白衣のズボン。チャックの止め金具が、壊れて跳ね飛んだのだっ!

もちろん、原因は最近ボヨンとしてきたアレ。

この白衣は上等物でもう12年も着ている。
しかし、僕の体重はこの8年で10kgの増大しているのだ。

特にお腹まわり。

耐えられなかったのだ・・・

そろそろ買い替え時かな・・・

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参考

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