リハビリテーション室にある洗面の水道には、蛇口を開け閉めするノブがある。
んだが
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の発表によると、これを手で触ることで感染を広げる可能性があることが示唆されている。
病院内では、手で触って蛇口の開閉を行う水道はほとんどない。
病棟の手洗い場など、多くはセンサー付きで、手をかざすと自動で水が流れてくる。
足下のペダルを踏んで水を流す・・・というタイプの水道もある(あった)と思うが、最近は見ないね。
で、
手で触らないように蛇口を開け閉めするにはどうしたら良いか・・・
というので、手洗いの手順はこうなる(衛生学的手洗)。
■ノブを開け、水を流す
↓
■手を濡らす
↓
■石けんを手につけ泡立てる
↓
■手をこする(いわゆる手洗い)
↓
■流水で手のアワを流す
↓(注目!)
■使い捨てペーパーで手を拭く
↓
■手を拭くのに使用したペーパーでノブを閉める
特に最後のところ注目っ(笑)!
水道を止める前に、手を拭いて、その拭いたペーパーを使用してノブを閉め水道をとめる。
こうすることで、せっかく奇麗にした手で再度感染されたノブを触ることなく手洗いを終えることが出来る。(もちろん、なるべくノブ付きの手洗い場を使用しないのが一番だが)
んで、後輩にもそう指導していたのだが、ふと見てみると・・・それが出来ていない。
どうしているかというと
手をアワ立てた石けんでこすった後の最後の部分(手を水で流して→手を拭く→ノブを閉めるという部分)を、手を水で流して→ノブを閉めて→手を拭く・・・としているのだ。
これでは、いくら手を洗っても、再度、汚染されたノブを触ることになるので、最終的には汚染された手になってしまう。
注意して促すと。
後輩君はモジモジした。
聞いてみると、どうやら別のセラピストから別の指示を受けたとのこと。
それは、
「水を流しっぱなしで手を拭くと、水がもったいないだろう(#゜Д゜)ゴルァ!!」
というもの。
まぁ、「(#゜Д゜)ゴルァ!!」はなかったと思うけど(笑)!
感染に関わる被害よりも、水道代を気にするのか?
これでは、「マスク代がもったいないからマスクしない」とか「手袋代がもったいないから素手で処置をする」と言っているのと同じではないか・・・
と、思って
今日の班長会議で「手の洗い方」を議題に挙げておいた。
まぁ、CDCの言っていることが全て正しいとも言えないかもしれないけど、感染に対する意識は高まるでしょう・・・
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