【速報】学会名称変更とNST専門療法士の上部資格策定中の日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)

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第34回 日本静脈経腸栄養学会(東京・品川)

『日本静脈経腸栄養学会』という名称も最後になるのかな?

2月1日の学会からのお知らせで、名称を変更するということだった。

現在は
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
英文名称はJapanese Society for Parenteral and Enteral Nutritionで『JSPEN(ジャスペン)』と言う呼び名で親しまれている。

2020年にはこれを
一般社団法人 日本臨床栄養代謝学会
英文名称は『Japanese Society for Clinical Nutrition and Metabolism』と変更する。
学会の通称として、この法人の理念として『Justice, Science, Practice and Education for Nutrition』を掲げて、それぞれの頭文字を取り『JSPEN』とすることになったとのこと。

ジャスペン(JSPEN)では残るのね。

ジャスティス!

詳しくはコチラ

そして、
今回、学会で新たに発せられた情報として大きなの(の1つ)が

NST専門療法士の上部資格として
『臨床栄養代謝専門療法士』認定制度を策定するというもの。

--------------
(注)
以下の情報は、不正確である可能性があります。また、内容も変わる可能性もあるので、正確には学会からの発表を確かめてください。
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さて

『臨床栄養代謝専門療法士』認定制度

この制度の特徴は

各領域の講師陣をそれぞれ組織することで、他学会との差別化を図り、さらに自身が選択した領域の専門性を向上させることで、学会員の人材育成につなげていくことを目的とする。

ということらしい。

この上級資格
まず、9領域から始め、徐々に拡大・検討していくという具合のようだ。

【9領域】
・がん専門療法士
・肺疾患専門療法士
・肝疾患専門療法士
・腎疾患専門療法士
・リハビリテーション専門療法士
・在宅専門療法士
・小児領域専門療法士
・摂食嚥下専門療法士
・周術期・救急集中治療専門療法士

そして、この9領域の中でも、
まず、がん領域を走らせるとのこと。

これは、『病態や様々な社会事情を「考えられる」専門職として活躍の場が多いであろう。』という理由からのようだ。

加えて、この上級資格は1人につき1つの領域のみに限定するとのこと。
つまり、1人で複数領域の専門療法士に登録することはできないようになっている。

資格のコレクター化されることを防ぐため、また、事務手続きの煩雑化を防ぎ、質の高い認定制度の確立と継続を望むため、とのことだ。

また、
感染領域や心疾患領域が作られていないが、同領域における学術団体において認知度の高い認定制度が存在していることが影響している様子だ。(そういえば糖尿病領域もないな)

さて、この『臨床栄養代謝専門療法士』

いつ始まるかというと、
本格的には5年後で、それまでは”暫定認定期間”を設けるとのこと。

この新資格制度に向け、テキストの作成とセミナーの開催を計画しておられるらしい。
資格取得のための試験などは設けられておらず、実績で判断される資格となる。

ここまでをまとめると

<< 臨床栄養代謝専門療法士認定制度 >>
・NST専門療法士の上部資格(従って、NST専門療法士であることが必須)
・9つの専門領域から、自ら専門としたいひとつの領域を選択
・認定機関5年
・更新制度あり(試験なし)
・本認定制度施行開始にあたり、5年間の暫定認定機関を設ける

このようになる。

さて、本認定は・・・(5年後だから)2024年となるのだけども
申請開始は2023年から

それまでは暫定機関(2019~2023年)で、このどの期間、いつでも申請ができるようにするらしい。

ちなみに、初期認定とその後の更新における各要件は同じとなっている。

どのようなものかというと・・・

単位制だ
(繰り返しになるけども、試験はない)

単位取得には必須項目(条件)がある。

・ JSPEN本懐学術集会での発表(筆頭演者のみ)(10単位/回)
・各領域別セミナー(もしくは栄養マスターコース)(20単位/回)

上記を必須項目として、50単位/5年
の単位取得をする必要がある。
(NST専門療法士になるのに5年かかるので、本格的にこの活動を続けていく覚悟のある人が対象なんだろう)

必須項目以外で、何が単位として認められるかというと・・・・

・論文(20単位)
・LLLライブコース 合格(20単位)

・支部学術集会発表(10単位)
・LLLライブコース 参加(10単位)

・本会学術集会(5単位)
・支部会学術集会(5単位)

と、こうなっているらしい。

暫定認定における申請では、下記の項目が必須。
・NST専門療法士であって、資格更新が申請までに1カ回以上されていること。
・NST専門療法士資格取得後、本学会学術集会において1回以上取得領域に関する発表をしていること(筆頭演者に限る)

まぁ、本格的な認定(2024年〜)と同等の内容ですな。

手続きについては
・2019年4月予定
・申請期間2019年4月~7月の予定
・審査結果は翌年の2020年2月の社員総会承認事項
・暫定認定申請期間は5年間(2019年〜2023年まで)とする。以後は本認定のみ実施予定
・暫定認定者の初回更新は本認定に準じた規定で更新認定を実施する。

ということだ。

ちなみに、細かいことになるけども、各単位のカウント期間については
・初回認定時:NST専門療法士取得後から、申請年の申請期日まで
・更新時:前回認定日から申請年の申請期日まで
となっているらしい。

色々な事情はあるだろうから、領域の変更は可能。
しかし、そのことによる認定期間の変更や延長はない。

変更は可能だが、決められている更新期限までに、変更後の領域においての更新条件を全て満たさないと更新できない。(論文、発表、セミナーなど)
・・・熟慮の上で行動をとること、と言われていた。

資格の失効については
・締め切りまでに手続きしなかった場合
・救済規定:要件不足のために更新できない場合は、1年後に所定の単位を取得した場合には申請により更新。
・NST専門療法士が更新できなかった場合や非会員となった場合には失効する

まぁこれは当たり前かな。

日本静脈経腸栄養学会は
現在、2万人を超える会員を抱えている学会だ。
学会としても新たなステップだろうと思う。

けども、
他学会との関連がどうなるかというところは、少し気になる。

とかいうことになるのかな・・・

まぁ、まだわからないことがあるけども、
学会ホームページでは順次情報をアップするということだ。

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