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2015年8月の読了

BOOKS

もう9月になって、読書部にも復活した。

8月の読了は17冊。
うち電子書籍(Kindle)は2冊

森博嗣は3冊。『墜ちていく僕たち』男女入れ替わりのトリックを使ったトリック。『孤独の価値』
は以前新書で読んだのだけども、今回Kindleで安売りされていたのを狙って再読。『神様が殺してくれる』はヨーロッパで発生した連続殺人事件。やはり森博嗣の鋭さとズルさは面白い。
河合太介『不機嫌な職場』は、職場でありがちないざこざとそれに対する考え方、対応の仕方を説明し、個人としても会社としてもうまく成長していけるように解説した書。齋藤孝『デカルト、足りてる? 優柔不断に効くサプリ』は思考にデカルト的な要素を取り入れて世界を見てみよう、そういう思考法を育てようという本。デカルトの紹介と兼ねた思考法の本。村山涼一『論理的に考える技術 新版 「思考する力」は構想と発想、そして接続詞の理解で驚くほど伸びる』は、論理的思考を言語の成り立ちとともに説明してくれる所。一部冗長に感じた所はあったけども、辞書的に使うこともできる本。読むのに少し疲れたりもした。岡嶋裕史『ハッカーの手口 ソーシャルからサイバー攻撃まで』は、タイトルそのままの本で、ハッカーがどのような方法を用いて犯罪を犯すことができるか(犯してきたか)を説明してくれる本。ネットワークや個人情報のあり方についての勉強にもなる。齋藤孝 『暗記力』と宮口公寿『東大に合格する記憶術』は単純な記憶法の紹介ではなくて、記憶法の大切さを中心に述べた本。斎藤隆のほうは、巻末に記憶あそびに適した日本語の文章などが掲載されているので挑戦しようと思った。スティーヴン・レヴィット『0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる』は思考を0ベースから構築してくことの大切さを実例の紹介と分析から示した本。本の初めからマジックの紹介がされており引き込まれたので、まんまと著者の思惑に引っかかってしまったということだろう。トルステン・ハーフェナー『心を上手に操作する方法』は、心の読み方から催眠誘導まで紹介されている面白い本だった。この著者の他書も購入してしまった。望月俊孝『幸せな宝地図であなたの夢がかなう』は引き寄せの法則を実践するための本で、しかも安価に行えるというもの。まだやってないけど。アントワーヌ・ドサン=テグジュペリ『星の王子さま』は何度も読んだんだけども、今回は池沢夏樹さんの翻訳のもの。読みやすかったし、本の装丁も素敵だった。小川和久『もしも日本が戦争に巻き込まれたら! 日本の「戦争力」vs.北朝鮮、中国 (2時間でよくわかる!)』は、今回の安保法案改定について、真正面から(そしてややフテブテしく)解説されていたのが、この本の著者小川和久先生だったので、読んでみた。この本自体は2011年に出されたものなので、話題としては若干古いが、それでも参考になるものだった。百田尚樹『大放言』は迷わず購入の新書。本当に何も構わずに書かれているなと感じた。いつもマスコミに批判されている方だけども、本当に痛快だった。ところどころにザマーミロ的な雰囲気が描かれていて面白かった。これだけ勢いのある作家さんって少ないと思う。
この夏シャーロック・ホームズシリーズを読み直そうと思ってコナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』『緋色の研究』を読んでみた。延原 謙さんの翻訳は古典的な感じで雰囲気が出ているのだけども、駒月 雅子さんの翻訳のほうが読みやすくてよかった。

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参考

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