今日は、第50回理学療法士・作業療法士国家試験の合格発表日
先日(3月27日)は言語聴覚士国家試験の合格発表があって、
合格率:70.9%(1,776/2,506名)
という結果だった。
さて、理学療法士・作業療法士はというと…
理学療法士:82.7%(9,952/12,035名)
作業療法士:77.5%(4,125/5,324名)
どんどんセラピストが増えるなか、気になるのは
『出願者数』と『受験者数』の格差かな。
出願して受験を取り下げた人たちの人数は
理学療法士だと470人
作業療法士だと184人
これだけの人が受験をやめている。
おそらく、学校から受験させてもらいなかった方たちが多いのだろうと予想する。
さらにいえば、出願すらさせてもらえなかった人もいるんだろうと思う。
国家試験に落ちるとみこまれる能力(成績)の人たちは受験を控える(学校から控えるように仕向けられる)ようになっているんだろうと思う。
落ちる人が国家試験を受けると、その学生を抱えている養成校の「国家資格取得率」や「就職率」が大きく落ち込むことになってしまう。そうなると、その養成校は新規の学生を呼び込めなくなってしまう。
やはり養成校は「国家資格取得率100%」「就職率100%」を目指すだろう。
前提として、良質の学生を臨床に送り出すのが養成校の役割でもあるのだけども。
・・・そういう理由で、こういうのがもう何年も前から囁かれている国家試験受験の実態だろう。
何にしても、仲間が増える。
落ちた人、受験できなかった人はまた頑張ってもらいつ着のチャンスに備えてもらいたい。
合格した人たちは、これから新たなスタートととして、さらに研鑽を積んでもらいたい。
僕も頑張る!
こういった機会に初心に立ち返ろうと思う。
参考
KAZZ BLOG「第17回(2015年)言語聴覚士国家試験合格発表」(2015年03月27日)
第50回理学療法士国家試験の施行 | 厚生労働省
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