グレース&グリット

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今宵も仕事を終えて、カーサ・ベッキアのパスタ『カプレーゼ』!

パスタが届く間に眺めていたのは

ケン・ウィルバーの『グレース&グリット』

こんな刺激的な本を読み終えてしまうのかと思うと、寂しいような不安なような気も持ちつつ、あまりにも奥深い本で、何度でも読み返して学べる本だと確信している。

人生において大切にしたい本が増えた。

愛や苦悩
仏教と哲学、そして、僕たちの存在とは何かについても、深く考えさせられた。

魂の存在についても、物理や現代の科学を超えた思考が可能なことを、教えてくれた。
最近の小説で言えば、市川拓司の描く世界も、似ているかなと感じた。

『二人とも何回も生まれ変わりながらお互いを探し求めていた、という実に奇妙な感覚』

本の中には、奇妙な場面の挿入もなされている。

しかし、著者ケン・ウィルバーが示している通り、これは全て実話だという宣言は、その魂のあり方にも現実味を与えている。

上巻の冒頭、下巻の最終へと、不思議な円環に突入する、不思議な感覚。

二人がまた会えることを確信するとともに、魂の世界にあっては、そこに個も存在しなくなるのではという、予感。

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『グレース&グリット』

内容(「BOOK」データベースより)

彗星のように登場し、天才的心理・宗教学者として一世を風靡したケン・ウィルバーが、ようやく出会った理想の女性トレヤ。触れ合ったとたん恋に落ち、たちまち結婚した二人を待ち受けていたのは、トレヤの悪性の乳ガンと、悪夢のような闘病生活だった。五年後の彼女の死に至るまでの愛と葛藤、女性としてのめざめ、さまざまなガン療法、介護のあり方、そして死の受容と超越が、トレヤの手記とケンの文章によって、息詰まるほどの生々しさで語られる、究極のラブ・ストーリー。
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グレース&グリット―愛と魂の軌跡〈上〉
クリエーター情報なし
春秋社
グレース&グリット―愛と魂の軌跡〈下〉
クリエーター情報なし
春秋社

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