申し上げますおじいちゃん

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久々に出会ったおじいちゃん。
以前、入院時のリハビリで担当させていただいたことがあった。

いつも「ド」がつくほどの丁寧な口調で言葉を操り、ニコニコされている。
地域の小学生からも人気のおじいちゃんだったみたい。

入院は今回で何回目かになるんだけども、意識も体の動きもしっかりしておられる。

ベッドサイド

声をかけると、やはり満面の笑顔で、丁寧な挨拶。
常人の5倍くらいの単語が入っている挨拶だ。
そして、病気の都合かもしれないけども、次第に声が小さくなってきて、
「・・・まことに御礼(おんれい)申し上げます」で挨拶が締めくくられる。

記憶の方が少し曖昧みたいで、前回の入院時のリハビリの内容について話をしている時のことだった。

「もしかして、あのときの先生でしたか?」

ん?

いままで気がついておられなかったのか?

おかしいなぁ?
と、思っていたら、

「先生、ずいぶんと若返られましたね。一見、分からないくらいです。」

ありがとうございます!大げさだなぁ~!
なんて、デレデレしていると、こう付け加えた。

「息子さんかと思っていました」

って・・・

どんだけ~!

前回担当した僕の息子が、僕?

前回の僕は、どんだけフケておったのだろうか!

というハナシはさておき・・・

おそらく誰かと勘違いされておられるのだろう・・・・

そうだ!
そうに違いない!

そうに違いないと、おっしゃってくれ!

と願いつつ、またもや目の前のおじいちゃんは

「・・・まことに御礼(おんれい)申し上げます」

と深々あたまを下げられるのであった。

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