キシャツー

通勤には、汽車を使っている。

というと
「汽車(-`д-;）？」

といわれるので、『列車』とか『電車』とか脳内で言い直してから話さなくてはならない。

が、田舎では『汽車』の方が心地よい。

学生の頃は、汽車で通勤していることを「汽車通（キシャツー）」と呼んでいた。
もはや２０年も前のことか・・・(´・ω・`)=з。

さて、
で、僕が汽車通（勤）をしてしばらく経つ。
いつからかと思うと、平成１９年の９月のあたりらしいな。

本日、定期券を更新した。
６ヶ月定期を使用しているので、半年に一度の大事業だ。

弓ケ浜駅～松江駅

￥９３,７５０-

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よく、なんで車で通勤しないのか？
と言われるのだけども、僕は車（の運転）が苦手なのだ。

あまりにも苦手なので、自分の家にある車の車種やメーカ、ナンバさえも把握していない。

人に「車は何？」と聞かれると、気まずい思いをする。

説明がまったく出来ない。

・色は何となく水色っぽい。
・おそらく５人乗れる。軽ではない。

という程度だ。

家で車をマジマジ見てみると「この車に間違いない」と思うのだけど、その場を離れてしまうと、その車の特徴を記述的に説明することができない。そもそも、車種でも覚えていれば、そんな説明もいらないのかもしれないが、いまや似たような名前の車が多すぎるので、こんがらがってしまう。マーチだとかヴィッツだとかマークツーだとか、そんな名前ではないと思う。いや、マーチだったろうか・・・といった具合だ。

もはや僕には、車に乗る資格が無いとさえ思われる。
いや、運転免許証はあるのだが・・・

汽車は気楽だ。
乗ってさえいれば、本を読んでもいいし、外を眺めてもいい。寝ていてもいいのだ。
アルコールを飲んでいても運んでもらえる。
それに、車を買って管理するより遥かに安いのだ。

とか言うと、時間に縛られるのが嫌だとか言われる。

僕のような人間は縛られたくらいがちょうど良い。
少なくとも半年後の３月３１日までは汽車通だ。