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理念

理学療法/病院

新病院は快適だ。

・・・とかいうと、怒られそうな雰囲気だ。

看護師・医師はこの度の新病院移転において、多忙を極めている。

申し訳ないけども、自分たちセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)だけが、環境改善の裨益を得られたんじゃないかというほど、病棟・外来は大変なことになっているみたいだ。

まだまだ問題はあるとしても、新しいリハビリ室は快適な環境であるし、電子カルテも一新されて、セラピストには使いやすくなった。

ところで
大分慣れてきた新病院で、気になることがあった。

それは

■理念

移転前のリハビリ室には
「病院理念」と「リハビリテーション課理念」というのが額に入れられ壁に掲げられていた。
また、病院の至る所には「病院理念」と「看護部理念」が掲げられていた。

ところが
新病院では、この「理念」の額がどこにも見あたらない。

どこにいったんだ?
(・_・)ハテ

てなことを考えていたところ
今日は久々に、旧リハビリ室に行く機会があった。

いずれは壊される建物・・・

実は、この電気も消えたような館に、理念の額は掲げられたままになっていたのだった。

おきざり・・・
(´・ω・`)ショボーン

この「病院理念」
僕は、読めば読むほど気に入ってきている。

「リハビリテーション課理念」
も、当初はあわてて作った筈だけども、『よくもまぁ、こんなに的を得た文言を作ったものだ』と、感心せずにはいられない。

『この理念ってどうするんですかね?』

という質問に、課長補佐が教えてくれた。

どうやら、リハビリ課のものは既に外して、新病院に持っていっているとのことだった。

新病院では、まだどこの部署も「理念」を掲げていないため、リハビリ課も自粛(←なぜに?)しているということだった。

生真面目で、控えめな課長補佐らしい対応だ。

それにしても
なんだか、嬉しくなった!

置き去りにせずに、ちゃんと、新病院に理念の額を持ち運んだスタッフ偉い!

「病院理念」や「部署理念」は大事なものだと思う。

「たかだか・・・」
と思われるかもしれないけども、自分たちの指針とすべき言葉がそこにある。

やはり、大事に扱われるべきものだ。

言葉としては、もう暗記もしている。

しかし

やはり、新病院においても、誇り高々に掲げてあって欲しい。

そう思った。

ま、病院全体「日々の業務の統制でそれどころじゃない」っていう雰囲気なのだが・・・

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参考

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コメント

  1. 風紋 より:

    リハビリテーションの理念
     リハビリテーションとは全人間的復権、と喝破したのは上田敏。
     いま、現場では、どのようなリハビリテーションの理念を打ちだしているのか、興味津々というと語弊があるかもしれませんが、注目したいですね。

  2. kazz より:

    re:リハビリテーションの理念
    >風紋さん

    こんにちは。

    興味戴いてありがとうございます。

    僕も、他の病院の理念などきになるところです。

    ただ、「リハビリテーションの理念」とはちがって、「リハビリテーション”課”の理念」なんです。

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