今日は、新人指導・・・
4人の1年目と1人の2年目と1人の3年目に指導を1人の10年目で指導した。
クダらん説明はさておき・・・
今日企画したのは技術とかじゃなくて、病院概論。
テーマは(←今決めた)
■私の職場はどんな病院に勤めているか?
あらかじめテスト(A4用紙×2枚)を用意した。
テストと言っても、点数を付けて優劣をはかるモノではなくて、採点も自分でしてもらうし、確認用(・・・意識付け)のものだ。
さっきテーマで挙げたとおり、自分がどんな病院に勤めているかを意識づけるためだ。
ざっと質問に挙げた。
例えば、何床規模の病院か?
どんな、診療科があるか?
何人職員が勤めているか?うち、医師、看護師はどの程度か?
・・・といったものだ。
そして、当院の「理念/基本方針」とリハビリテーション課の「理念/基本方針」も出題した。
前もってテストの範囲指定はしておらず、「テストするからね」としか言ってなかったので、みんな不十分な答えしかできないのは分かっていた。
その方が楽しい!
マル付けは自分自身がやることにして、僕が答え読み上げつつ、解説したりみんなで話し合ったりした。
自分の病院がどんなところかを話し合うのっていいと思った。
案外に知らないものだ。
あと、理念/基本方針については、暗記してもらうようにした。
職場によっては、毎朝、スタッフみんなで唱和する所もあると思うけど、僕はこれが大嫌いだった。
クダらん!
だれかオエライさんがつくった文章をアホウみたいに繰り返し機械的に言って、どんな意味があるんだ!
(#゜Д゜)ゴルァ!!
と思っていたが、違うな・・・
むしろ重要だ。
『読書百遍(どくしょひゃっぺん)意(い)自ずから通ず(おのずからつうず)』
とあるように。
はじめは意味が分からなくても、(暗記してしまったあとで)じわりじわりと響いてくるものがある。
職場の理念/基本方針だって、よくよく読んでみると、すてきなことが書いてある。
病院のすべきこと、目指す方向、役割・・・これが、凝縮されて文章で表現されてある。
リハビリテーション課の理念も素晴らしいものがある。
あ・・・ちなみに、理念とは「私たちが目指すもの」と副題が付けられている。
で、
リハビリテーション課の理念とは
『患者さまの生活を考慮したリハビリテーションをチーム医療の中で実践します。』
これも気にいっている!
なんでって、ことごとく『実践できていない』からだ(笑)!
この理念を思うたびに、こう思う。
「生活を考慮できてないよな」
「チーム医療、なかなか出来てないよな」
反省になるんだ。
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」みたいに、「そういう者に私はなりたい」とひしひしと希望や使命感がわき上がってくる!
・・・
こういった思いを新人君達に伝えたくてね、4人の1年目と1人の2年目と1人の3年目に指導を1人の10年目で指導したわけさ。
付録:テスト問題
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当院はどのような病院ですか?特徴を挙げなさい。
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1)何床ですか? ( 床)
2)松江赤十字病院の職員数は約(1万人・2千人・千人・7百人)。
内、医師数は約 人、看護師数は約 人。
3)DPCとはどんなものですか?
4)当院に存在する診療科を挙げよ。
( 科)( 科)・・・
5)当院理念、基本方針
理 念:
『○○病院(←ウチの職場)は( )』
基本方針:
・( )と( )に基づく、( )で( )な医療を提供します。
・( )の医療機関や( ・ ・ )施設との( )を推進し、患者さまに( )を提供できるよう努めます。
・( )の充実に努め、( 救護)、( 活動)に貢献します。
・( )を維持し、その成果を( )を通じて( )に還元いたします。
6)リハビリテーション課理念・基本方針
・理念
・基本方針
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