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エール

火曜日朝に「FIM10分テスト」というのを行うことになった。

FIM(フィム:Functional Independence Measure 機能的自立度評価表)とは、患者さんの日常生活のレベルを点数化でき、介助負担度も評価できる代物だ。

このFIMの理解のためのテストを行うことになったのだ。

われわれ理学療法士は、こんなのは当然知っておかなければならない知識だし、現場でも使っている。
その知識の再確認と、修正の為に行うのだ。

10問10点満点のテストなのだが、10点を取って当然でなければならない。

ちなみに、この予備テストで僕は「2点」であったことを告白しよう・・・

さてさて
σ(^_^;)アセアセ

今週の火曜日もこのテストが行われた。

あさ、スタッフルームに入ったらば、新人が並んでFIMのテスト勉強をしている。

お~、やってるな!

と思う反面・・・不安も感じた。

こんなテストの点数とるよりも、今日みなければならない患者さんの情報を得たらどうなのか?
今日行うプログラムは考えているのか?
カルテで調べなければならないことは調べたか?
スケジュールは確認できているか?

君たちは、患者さんの治療に対する努力よりも、このテストの点数を獲得することに一生懸命になってて良いのか?

・・・と、プチ説教。
せっかく勉強していた新人には申し訳ないが、いまは今日みる患者さんのことに力を費やしてもらいたいと思った。

そりゃFIMを勉強することも患者さんの為なのだが・・・このテストはあくまでも点を取る為のものではなくて、確認であったり修正を目的にしたいと考えている。
点数は「結果」であって、「目的」になってほしく無い。受験じゃないんだから。

少なくともいまは、目の前の患者さんに目をむけてもらいたいと思った。

さて、
仕事も終わり、夜22時過ぎ。

最終列車に乗らなくてはならず、職場を出ようと思った。
リハビリ室の電気を消しに、行ったところ、まだパソコンの音がしている・・・

新人くんだ。
1人で何やらカルテ確認とか入力とかをやっているようだ・・・

こんな遅くまで残ることは感心しない。
(↑僕に言われたくなかろうが)

だけども、僕も新卒の頃に病院に遅くまで残り、スタッフと「リハビリ論」をかわしたりしたことを思い出した。
本を読んだり、物品作ったり、話をしていたなぁ。

日中もギリギリのところで仕事をして、夜も自分を痛めつけるかのように働く新人くん。

「がんばれよ」

って、言わなかったが応援しているぜ!

コメント

  1. cyama より:

    Unknown
    いいですねー、その姿勢。新人君が、なにより、KAZZさんの「心」を受け継いで、次の世代のリーダーになってくれたら嬉しいですね。                                 

  2. kazz より:

    >cyamaさん
    こんにちは!
    受け継いでくれたら嬉しいですが・・・きっとうるさいだけに移っているかもしれませんね!
    頑張ります!

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