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実習生

今日,朝来たら・・・

ウチに来ている作業療法士学生さんが実習中止となっている事を聞いた.
満期を向かえたのではなくて,中途終了・・・落第だ.

(-”-;)ウーン
ウチって,学生がしばしば実習中止になっているような・・・

理由は深くは聞いていないけど,それなりの理由があったんだろう.

僕が学生の頃は,

■実習中止=留年

なので,実習は行く前はドキドキで,常に

「落とされたらどうしよう・・・」
((((;゜Д゜)))ガクブル
「あの実習地は厳しいらしいよ」
((((;゜Д゜)))ガクブル
「去年,先輩が落とされたんだって」
((((;゜Д゜)))ガクブル

なんて話題が持ち切りだった・・・

けど,今は違うみたい.
実習で中止になっても,また他で挽回できればよかったり,最終的に他の実習地で成長が認められれば,留年はしないみたい.

留年・・・
理学療法士・作業療法士の学校の場合,年間の授業料は100万円をこす.
それに・・生活費やら諸々を考えると莫大になる.

僕の友達で,理学療法士になりたくないまま4年生になって,結局,理学療法士になるのをヤメた人間がいる.
彼の場合はトータル1000万円くらいが出費されていたのではないだろうか?
まぁ,その出費と4年間は全く無駄とは言えないかもしれないが,早いうちの方向転換が出来れば,より良かったのかもしれない・・・

まぁ,「タラレバ」を繰り返してもしかたが無い.

終了になった学生さんは,コレからどうするかをしっかりと悩んでもらいたいし,近くにいた僕らも,なんとかできなかったかを考えなければならないのかもしれない.

実は,ウチの理学療法士は実習を受けていない.
臨床実習(8週間)の学生が来たのはもう4年も前だ!
しかも僕が指導者をさせてもらった.

先週,理学療法士の実習生を受けれてはどうかという話をオヤビン(課長)にしたところ,前向きに返事してくれた.
いままで実習を受けていないのは,実習生を拒否しているのではなくて,それだけ,オヤビンが実習に対してまじめに考えているということだと思う(多分).
適当にウェルカムして,適当に指導しないこと.
実習生を受け入れるには,それにかかる労力や責任を十分考慮して仕事しなければならないこと.
多分,それがオヤビンの意向だと思う.

なので,指導者は僕が引き受ける事になると思う.
(まだ,実習生を受けることは決まっていないけど)

どうなるんだろ・・・

コメント

  1. ひらかな より:

    理学療法士
    辞めようかと思っているんです。
    確かにこの資格取るのに1000万くらいかかってて、もったいないのですが、
    向いていないのだと思えてきました。。。
    高校時代に気づけばよかったんですが、
    今頃になってしまいました( ☉_☉)

  2. kazz より:

    >ひらかなさん
    昔は,「理学療法士」の資格をとって辞めるなんて信じられなかったのです.
    特に女性は,結婚や出産で辞めることがありますが,「なんで?」って思っていました.

    でも,今は少し理解できます.

    理学療法士の資格は,今のところなくなるものでは無いので,仕事を離れるのはいいのかもしれません.
    また,臨床に戻りたければ戻れます(多分).

    それに,学校に行ったことや,資格を取ったこと,仕事についたこと・・・経験として無駄ではないと思います.

    自分自身が理学療法士として働いていて疑問に思ったことがあります.

    自分は理学療法士を続けたいのではなくて,「理学療法士」という資格に縛られて(保護されて)いて,外に抜け出せないだけではないか?

    理学療法士から脱した自分は何者になるんだろう?

    理学療法士を辞めることなんて「逃げ」だと思っていましたが,理学療法士であり続けることも,場合によっては「逃げ」になると感じました.

    一言で言うと,「理学療法士である自分に甘んじている」という状況です.

    向き,不向きって何でしょうね?
    よくわかりません.誰が決定するものでしょうか?
    「向いてる」ってどういうことか,「向いていない」ってどういうことかよくわからないんです.

    しかし,辛くなる職業だと思いますし,「辛さ」を感じないような感性の鈍感な人は,どうかしていると思います.

    ひらかなさんは何かしたいことがあるのですか?
    それとも,いま,理学療法からは離れたくなったのでしょうか?

  3. Katz より:

    いま何年生?
    こんにちは.
    いま何年生ですか?
    臨床実習に行って,向いていないと思ったのですか?
    自分の,あるいはPTという職業のどんなところがそう思わせたのでしょうか?

    質問ばかりですみません.
    まだ1年生あるいは2年生であれば,他の道を考えるのもいいかなぁ?でも,既に3年生や4年生になっているのであれば,投資したお金と時間は,もったいないと思います.
    それに,そこまで進級してきたということは,あなたの学校の教員は,「向いていない」「無理」とは思っていないのでは?

    確かにやらなきゃいけないことはたくさんあるし,いざ就職しても,収入は少ないし.

    でも,あなたが最初に理学療法士になろうと決めた,その動機をもう一度思い出して下さい.

    如何ですか?

  4. Katz より:

    勘違い?
    ごめんなさい.
    既に臨床課なのですね?

    他に何かやりたいことがあるのですか?
    やりたいことがあるなら,挑戦しても良いと思います.
    資格が剥奪されるわけではないですから…

    私の友人で,(PTですけれど)全く違う仕事をしているものもいます.

    医師や歯科医師でも小説家や芸能人,ミュージシャン色々いるでしょう?

    何事も経験ですから.飛べるうちに飛んでみたかったなぁ!
    私は,飛べませんでした.

  5. ひらかな より:

    簡単なことです。
    患者様を愛せなくなった。
    心で感じていることと、言葉にすることに大きなギャップが生まれています。

    ぼけたくてぼけたわけではないばあちゃんに、
    クソババアと思うようになっってしまったのです。

    ぼけたばあちゃんと暮らすのは大変な事。
    ぼけたばあちゃんが家族にいるだけで迷惑だと家族は思っていると思います。
    ただ、第三者である私は、きっとばあちゃんの気持ちも分っていられる存在なはずなのに、
    家族と同様、いや、それ以上にウザイ。
    同じことを何回も言うことも、
    突然切れられることも。
    病気だと分っていても、ウザイ。
    ウザイのに愛しているフリをしなければならない。

    作り笑いを平気でできるようになった自分が怖い。
    割り切れずにいます。

    好きなはずだったんです。
    純粋に笑うばあちゃんの笑顔が。
    それに応える自分の笑顔が。
    気持ちが壊れてしまって、どうしようもない。
    持ち直せないんです。どうしても。

    ごめんなさい。
    ブログと全然関係ないですね・・・

  6. kazz より:

    >Katzさん
    いらっしゃいませ.

    コメントありがとうございます!

    全く違う仕事・・・僕もふと考えた事があります...
    でも,それはきっと現実的な話ではなくて,空想みたいな事を考えているだけだった気もしますが(^_^;)

    ふらっと,別のコトしていたら,どうなってたのかな~
    って思います・・・
    あ,イカンイカン,また空想が・・・

  7. kazz より:

    第二の矢は
    自分の気持ちと正直に向き合うってキツイことですが,ひらかなさんは素直ですね.

    僕の同僚にも同じことを言っていた娘がいましたよ!

    悪いとは思っても,「クソババア!」って思ってしまう事がある...と.

    これって,ヒドいことかもしれません.
    しかし,感情を持つ人間ですから,その抱いた感情を無視は出来ないと思います.

    たいがいは,そう思っても,「私は『クソババア』なんて思っていない!」って,ひた隠しにすることと思いますが・・・

    お釈迦さんの説法に「第二の矢は刺さらない」と言うのがあったような気がします.

    矢が刺されば誰でも痛い.釈迦でも痛い.
    しかし,凡人には矢が刺さった後に,もう一本の矢が刺さる.二本目は「恨み」や「憎しみ」です.

    「痛っ」(←一本目)
    「誰だ (#゜Д゜)ゴルァ!!」(←二本目)

    釈迦は痛いのを痛いままに受け止める.矢を放った人やその境遇を憎んだりはせずに,痛みを受け止める.あるがままに受け止めると言うことだったと思います.
    (違っていたらすみません)

    「悟りを開け」という訳ではありませんが,その感情を無理に押し殺したり,その感情に振り回されすぎたりすると,苦しくなるだけだと思います.

    ・・・とは言えど,
    ひらかなさんがどういう状況か,どういう経験をしているかは,計り知れません.
    どうか,時間をかけて悩んで下さい.

    どんな結果にせよ,「あんなことで悩んだな~」って思える日が来ます!

  8. 松栗 より:

    ひらかなさんへ
    私も同じ経験があります。
    急に切れて引掻かれるし、暴言吐かれるし(時には唾やら●×やらも…)
    その頃はもうその患者さんにつくのが辛くて辛くて…
    パキシルかじりながら仕事してた時期がありました。

    私はチッチャイ人間ですからね、
    理不尽な事をされれば「爽やかな笑み」を湛えつつも『この糞●×▼!!!たたき□×☆!!!』とか思います。(今でも)

    でも、ふと我に返った時に「本気」でその患者さんの人生を豊かにするために、「私ができること」を模索している自分もいたりします。

    最近、人間の行動は一見理知的な行動も「情動」から始まるとききました。
    そう考えれば「オレはこういう人間だ!!」って思い描いていても、その時々の状況で、右に転がったり左に転がったりする自分の一貫性のなさも頷けます。

    「作り笑いを平気でできるようになった自分が怖い。」とおっしゃいますが、そうすることで家族も患者さん本人も救われているかもしれません。

    個人的な意見ですが(←求められてもいないのに厚かましい…)、医療従事者がみな絵に描いたような「聖者」になんてならなくてもいい、と、思います。
    人間「不完全」でいいような気がします。(実質的な被害を患者さんに与えなければ)

    そんな訳で、私の場合は自分自身の「不完全さ」を「人間臭さ」として楽しむようにしています。(←ホントか!?←カッコつけすぎじゃね!?)

    ひらかなさんが自分自身と向き合い、葛藤する事も仕事に対する真剣さの現れだと(わたしは)思います。

    いろいろな生き方がありますから、時には休んだっていいと思います。
    転進してもいいと思います。

    無責任にいろいろ言ってすみません。

    おつらいでしょうが、どうか、ご自愛ください。

  9. kazz より:

    松栗さん
    コメントありがとうございます!

    ご自身の事も含めてのコメント,心温まります.

    ひらかなさん見てくれるかなぁ?

  10. ひらかな より:

    お邪魔します。
    凸松栗様。
    私へのコメント。ありがとうございます。
    ある友達は、つまらない事だと言います。
    誰でも持っている表と裏だと言ったり、または、私を純粋すぎるという人もいます。
    ただ、私は純粋なわけではない。
    純粋ならば、きっとそんな事思わないと思うので。。。

    今日、担当しているばあちゃんが笑ってくれました。
    喉で痰をゴロゴロ言わせながら笑ってくれました。
    嬉しかったんです。でも、どこかやっぱり苦しい。
    向き合えない自分が情けなかったりします。

    すこし時間をおきます。
    そして自分探しをしてみます。
    本当に大切な場所がここなら、また必ず戻ってくると思うから。
    ありがとうございました。

    凸kazz様
    お知らせ頂いてありがとうございます。
    ほんとうに。いつもありがとうございます。
    今月いっぱいで休職することになりました。
    今まで頑張ってきたし、せっかくなので今の自分を大切にしてやろうと思います。
    ありがとうございました。

  11. kazz より:

    休職にしましたか.
    いろいろ,悩まれたことと思います.
    今回の選択が,これからのひらかなさんの新たな一歩になると良いですね!
    応援してますよ!
    ブログも,チョクチョクお邪魔させていただきますね!

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