午前4時.
あぁ,もう少ししたら出勤せねば・・・
久々に面白い本に出会い,ずっと読んでいた.
腰痛は<怒り>である CD付長谷川 淳史春秋社このアイテムの詳細を見る |
と言う本.
理学療法士にとって,腰痛治療は大きなテーマだ.
腰痛について学ぶ機会はたくさんあるし,なにせ患者さんにも医療従事者にも腰痛のある人は多い!
しかし,その腰痛に対する考え方やアプローチは不十分と言わざるを得ない.
教科書に書いてあることだって,(先輩達には失礼だが)「ウソなんじゃないか?」とさえ思ってしまうことがある.
また,腰痛が完治しないトコロに,腰痛神話が出来上がってしまっている実状もあるのではないだろうか?.
いままで,身につけてきたのは,痛み軽減(これも立派だが)にたいするアプローチで,解決には向かっていないような・・・
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腰痛の概念が「生物学的損傷」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」へと劇的に転換したことは、すでに世界的コンセンサスが得られている事実なのであらためて言うまでもないだろう
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理学療法は「生物学的損傷」にばかり,目を向けてしまっているんではなかろうか?
(ボクだけ?)
評価も「生物学的損傷」に偏ってる!アプローチも「生物学的損傷」に偏ってる!
(ボクだけ?)
これでは,無理があると感じているのは僕だけではない筈だ.
あるいは,こんな僕は「知識不足」「技術不足」「亜種」だとかいって,非難されるべきなのだろうか?
とにもかくにも,僕はこの本にも記されている
■TMS理論
なるものを,新しい発見と思った.
少なくとも,「生物学的損傷」にしか目を向けていない自分がみえた.
臨床に通用しない,ウソばかりかいてある教科書には退屈したが,この「TMS理論」は,大いに楽しかった!
だから,もうチョット勉強してみようと思っている,
そもそも,「TMS理論ってなに?」って人は,↓参照
■TMSジャパン公式サイト
(→「TMSジャパンの概要」→「サーノ教授について」→「TMS理論について」「TMS治療プログラム」)
あと,代表の長谷川淳史さんのブログ
も,かなりおもしろいです!
参考
TMSジャパン公式サイト
アスクレピオスとカデューセウス
amazon「腰痛は<怒り>である(CD付)」
amazon「腰痛は<怒り>である(普及版)」
コメント
コレデイイノカ?作業療法ジャーナル!
2007年2月号の「作業療法ジャーナル(vol.41 No.2)」を読んだのだが・・・
なんだか,悶々とする.
というわけで・・・
■これでいいのか?作業療法ジャーナル!
※あくまで,個人的な意見なので,読む方は気分を害されるかもしれません.
最初に謝っておきます.ゴ…