おばけのジョージー

ウチの病院には遊び盛りの子供たちも入院する．
しかし，理学療法処方は少なくて，僕だと～2例／年くらいではないだろうか・・・？

ぴょんぴょん飛び跳ねる子供から，ベッド上での生活を余儀なくされている子供までさまざま．

時折，小児科病棟に絵本をプレゼントすることにしている．

今回は，

を贈った．

これは，かなりのお気に入りなのだが，いままで渡すことができなかった．

この絵本は
60年ほど前に，ロバート・ブライトという人が子供のために作ったのがはじまりらしい．
日本では1978年に福音書館から出版されたのだが，すでに絶版・・・本屋に置かれることは無い．

・・・なので，アマゾン（amazon.co.jp）を使って，ユーズド商品を購入することにした．

発売当時は550円．現在は2000円程度する．
値段はそんなに高くないのだが，数が少ない・・・

この本は，主人公「ジョージー」やその仲間たちのキャラクターがかわいらしく，人気がある．長く読み継がれてきた本の一つだ！

この本を小児科病棟に贈った背景に

「子供たちのため」

・・・というまっとうな理由もあるのだが，この本が広まっていくこと自体に，自分自身がワクワクしているだけの気もする（笑）！
（なにせ，自分が子供の頃に読んでもらった本だから・・・25年くらい前？）

作者ロバート・ブライトは1988年になくなられているが，「おばけのジョージー」の続編（日本語版）が徳間書店から出版されている（それぞれ，03年，06年出版）

まだまだ続編が出てほしいのだが，作者がいない以上，仕方がないな．．．

参考