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迷子になった時の話


『子供の頃、迷子になったことあるでしょ?』

って当然のように聞かれたけども、

ある?

僕は・・・

σ(゚・゚*) ンート・・・

ない
(あるいは、思い出せない)

僕にその質問をしてきたのは、飲み会の席で僕の前に座っていた高校の同級生なのだけども

彼は子供のころに自転車でフラリとわからない道に入りこんで、世界がわからなくなってしまい、即座に(機転を利かして?)近くの家のピンポンを押したらしい。

今でも、有事の際はすぐにピンポンをするのだとか
しないのだとか・・・(笑)

んで、
そんな迷った経験ないけどなぁ・・・

と思っていたのだけども

あるわっ!

そういえば
あるあるっ!

田舎者の代表みたいな迷い方!

そうなの
東京に行くと、迷う。

東京・・・ていうか、都会ね。

思い出したのは、東京の駅のことだった

初めて東京に行った時に、ウワサ通りの人間の多さに圧倒されたのと、駅の複雑さに驚いたていた。

列車に関していえば
イナカの鳥取では考えられないのだけど、同じ場所に行くのにも何通りもの方法があるというシステム。

あれってシステムを知らないというよりも、そのシステムの存在自体を知らないのだから
迷うっしょ。

そして、駅の構内の複雑さ
いくら進んでも出口がわからない!

鳥取では、世界の全てが見通せる構造になっているよ(大げさ)。

駅員さんに聞けばわかるだろうが、どこか真っ直ぐに行けば出口に突き当たるはずだろう。少なくとも鳥取の駅では、歩けば出口がすぐそこにある。

そんな田舎っぺ思考で出口を探していたのだけども
歩けど歩けど見つからず。
荷物も持っているので、ヘトヘトになる。

仕方がないので・・・

なるべく鳥取県出身とバレないように、駅員さんに問いかけた。

『すみません。出口を探しているのですが・・・(鳥取県民じゃないよ)』

すると、
どう返事が来たと思う?

・・・

『もう出ていますよ』

だって!!!

(´∀`〃)ゝキャハ

あの時の駅員さん、冷たかったなぁ〜(笑)

(¬_¬) ツーン
ってなってたもん。

どうやら僕は
出た後で出口を探していたようだ。

チルチルミチルもアルケミストもびっくりだな。
(↑わからない人は本を読んでね)

それが、僕の迷った経験。

多分、今でも迷う。

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