昼食は職場のレストラン。
最上階の13階で、市街(といっても田舎の山々や平地が多い)を広く望むことのできる素敵なレストランだけども、昔の癖で、ついつい『食堂』といってしまうことが多い。
昼。
カレーをいただいている。
一人で食べていたのだけども、後からやってきた後輩くんが斜め前に座ってきた。
彼の子育ての話などを聞きながらの食事。
まったりだけども
男のカレーを食べるスピードは早い。
そこへ、もっと年下の後輩くんが食事を終えてトレーを下げに僕らのそばを通った。
僕の斜め前の後輩くんはカレーを食べる手を止めて、彼に「◯◯さんは、もう来られた?」と、彼ら共通の先輩について尋ねた。いつもは一緒に食べているからだろうか、それとも仕事についての質問でもあったのだろうか。
最下級の後輩くんは一言
「いや、来てないッス」
の返答。
僕は一瞬、唖然。
最近では「ッス」を付ければなんでも敬語になっているという話を聞いたけども・・・。
先輩の(しかも、かなり上の先輩のはず)のことについて「来てない」なんて単語がよく使えるなぁ・・・とドキリとしてしまった。
まるで友達かなにかのようなあつかいではないか・・・。
僕も礼儀・綺麗には疎いのだけども、そんな僕でもドキリとしてしまった。
あまりにも行き過ぎた上下関係格差ってのは好きにはなれないけども、こういった、外に出したら恥ずかしいレベルの発言てのは是正していかなくちゃならないだろうね。
その場で指導できればいいと思ったのだけども・・・
ま、とにかく唖然でなにも言えない時ってあるわな。
それに、これが我が職場の教育の結果だと思えば、彼のみを責める気にはなれないし。
僕も、人の振り見て我が振り直せで、自分自身の振る舞いに注意していきたい。
カレーは美味かったが、微妙な感情が沸き立つ昼食時間でござった。
コメント
Unknown
確かに敬語って難しいと思います。
あまり敬語を使いすぎると、ずっと言葉で壁(一線?)みたいなものを感じてしまうこともあるし、砕けすぎると、行き過ぎになってしまうし…でも、職場だしね…先輩だしね…ある程度わきまえた言葉遣いが必要ですね。
Re:Tomy
コメントありがとうございます!
そうですよね。
まぁ、僕も無礼な部類の人間なので言い切れないところはあるのですが、少しでも気をつけていけるところはあると思います。
年代による意識差もあると思いますが、それぞれの感性を大事にしていきたいと思います!