昼食時の病院の食堂
今日は珍しくテーブルの前に後輩君がいた。
セラピスト同士で食事をすることは少ないのだが・・・
何の話からだったか、年賀状の話になった。
あるいは、話題に困った後輩君がそう振ってきたのかもしれない。
『院長から年賀状って来るもんですかね?』
と、後輩君は、院長から届いた年賀状に驚いているようだった。
確かに院長はわがリハビリテーション課の医師でもある。が、小さいとは言えない規模の病院なので、その院長からい年賀状をいただけるなんて・・・という感想だと思う。
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僕も院長から年賀状をいただいていた。
毎年のことになるけども、院長はいつもの筆跡で短いメッセージを加えられている。
とある件について「よろしく」と、そう書かれているのだ。
僕なんかのような一職員に対して、非常にありがたいことだと思う。
その件について、気にかけてくださっている、いや、少なくとも覚えてもらっていることについて感激してしまうのだ。
そして、「よろしく」と言われたからには「まかせてください!」と言いたくなる。
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後輩君の年賀状には何と書かれていたのだろうか?
それを聞くような無粋は避けたいけどもね。
それぞれに目指すところとか期待されることがあるだろう。
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