今日は午前中は休みをいただき、講演に講師として行ってきた。
米子市は皆生(皆生)にある福祉施設
■軽費老人ホーム福原荘
ご縁があり、『福原荘福祉人生大学』の講師として招かれた。
内容は
『私の見た東日本大震災~赤十字救護班活動から~』
4月7日~11日にかけて行ってきた被災地での救護活動の話をさせていただいた。
話が冗長になることを覚悟の上で、自分が現地でみてきたこと感じたことを話すことにした。
救護服を着用しての講演を依頼され、一式を用意した。
久々に救護服に袖を通す。
非常に感慨深く、また被災地での活動のことを思い出した。
僕が帰ってきたのは、震災後ちょうど1ヶ月を迎えたその日(4月11日)だった。
そして、そこからさらにまた1ヶ月半が経過しているんだ。
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打ち合わせ時点で施設長さんの提案もあり、導入は赤十字の内容をお話しさせていただいた。
資料を作りながら、やはり導入としては非常に的確だったと感じた。
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予定の時間は1時間だったけども、15分ほどオーバーしてしまった。
皆さん、その間しっかりと良い姿勢で聞いていただいた。
後から聞いたのだけども、涙をながされる方がおられたとや
廊下の外で掃除をしているスタッフが部屋に入って話を聞きたがっておられたことなどを聞いて、非常にありがたい気持ちになった。
僕としては、こうやって話をさせていただく機会を与えられて本当に感謝している。
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そして再確認する。
赤十字の挙げる『わたしたちの決意』にあるとおり
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わたしたちは
赤十字運動の担い手として
人道の実現のために
利己心と闘い、無関心に陥ることなく
人の痛みや苦しみに目を向け
常に想像力をもって行動します。
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一句々々を噛み締める。
利己心と闘えているか?
無関心に陥ってないか?
人の痛みや苦しみに目を向けられているか?
決まり通りのことをして、想像力が欠けていることが無いか?
復興に向けての活動は誰にでもできることだ。
現地に行くことも良いと思う。
募金をするもよいと思う。
そういった社会活動をするのも良いと思う。
やはり
根本は、被災地や被災者に心を向けることだと思う。
朝の挨拶、日中の買い物、掃除や食事の時にでもできることだ。
被災地に向けての一念を抱いて生活することが、必ず復興へとつながると信じている。
コメント
赤十字社の精神
昨日は講演ありがとうございました。入居の皆さん、地域の皆さん、そして職員一同より感謝です。
Facebookでも投稿していましたが「テレビや新聞で観るのとは違い、救護活動を通して現状を垣間見る事ができた」と入居の方々や地域の方がお話しされていました。中には講演が聴きながら涙する方(職員も含め)もいらっしゃいました。
また今日のブログでも書かれているように、赤十字社のその崇高な精神や活動についてもお話していただき良かったと感じています。
昨日の講演を聴かれた方々は、今自分にできる事はいったい何か?人と人との結びつきの大切さとは何か?を見つめ直す事もできたと思います。
そしてこんな時代だからこそ、赤十字社の「私たちの決意」が胸に響き渡ったとのでないか感じています。またこんな時代だからこそ赤十字社のような崇高な理念や精神を語る必要があるのかもしれません。
さて….今日の新聞にはまだトム・クールーズは登場していなかったなぁ~近日お目にかかることを楽しみして
re:赤十字社の精神
>FのMさん
こちらこそありがとうございます。
本当に、今回の講演も貴重な経験となりました。
赤十字の精神はもっともっと広めていきたいと思います!
職員ですら、よく知らないのが現状だと思います。