今日は岡崎由美子法律事務所に行ってきた!
先日、労働組合に関する批判的な内容の記事を書いたら、労働組合は法律事務所を通して、僕に抗議をしてきた。
これって有料なんだろうか?
わざわざ岡崎由美子法律事務所に相談に行って、僕に「警告書」を送ってくれた。
労働組合も、わざわざそんな事しなくても、分かっているんだったら、僕のとこに来て話し合えば全然応じるのに・・・
んで、労働組合の代理人としての岡崎由美子さん(弁護士)に、「誰から依頼があったんですか?」ときいたら
「私もよくわからないけど、まぁ労働組合の人です」という事だった。
・・・言えないってことなのかな?
まったく相手の見えない人からの警告なんて気持ちが悪かった。
さて
「警告書」の内容は、
・労働組合に謝罪しなさい
・組合員に対する「侮辱」「名誉毀損」にあたる部分を、直ちに削除しなさい
・今後とも、組合を誹謗中傷するしていると受け止められるような記事を掲載するな
というもの。
僕が応じない場合は・・・
「侮辱罪」ないしは「名誉毀損罪」で僕を「刑事告訴」する手続きをとるというものだった。
んで、岡崎由美子さんに言ったのだけども。
僕の意見としては、全く話に応じない気はない。
つまり、「応じる」ということだ!
が・・・
どの部分が誹謗中傷にあたるのか?
刑事告訴になったらどうなるのか?
については明確に返事をもらえなかった。
何でもかんでも言われた通りにする必要はないみたいだし、言われた通りにしないと刑事告訴されるみたいだし・・・釈然としない部分もあった。
んで、次は、この岡崎由美子法律事務所が労働組合と連絡をとって、どの部分がNGなのかを確かめて僕に文書で送ってくれるらしい。
ま、法律事務所は仕事だから仕方ないにしても、
労働組合も僕も大変だ・・・
わざわざ法律事務所を通した手紙のやり取りをしなくても
院内で僕の来て話をすればゆっくりと話せるのに・・・(珈琲も出してあげるし)
岡崎由美子さんも言っていたが「話がこじれるといけないから」ということと「批判する人とまともに話が進むとは思えない」ということかもしれない。
ちなみに、病院の労働組合に対する僕の意見は変わらない。
(これは侮辱や名誉毀損にはならないと思うけど・・・↓)
労働組合の活動は病院に対する批判ばかりでやる気がなくなる。
時間外請求、職員増員、給料アップ、勤務評定反対・・・
働きやすい職場を確保する事は大事で、院長はじめ病院幹部だってそれに向かって奮闘されていることと思う。
それを、「反対!反対!」と言ってばかりでいる状態をみるとゲンナリする。
病院も経済的にはピンチになってきている。
新病院建設に当たり、MRIといった必要な機器でさえも、十分に配備できないかもしれない状況だと言う話も持ち上がっていたくらいだ・・・
なので、職員としては、たとえ労働条件的な不利があったとしても耐え忍ぶべきなんだと思う。
それが、病院を守り、地域を守り、患者さん達を守ることにつながるとおもう。
労働組合も「反対!反対!」や「賃上げ交渉」ばかりに励むのではなくて
「今は耐える時だから耐えよう!」とか、「一緒に踏ん張ります!」とか「院長応援します!」とか病院組織を盛り上げるための活動できないのだろうか?
(そういったことを労働組合に求めるのはおかしいらしい事は岡崎由美子さんから聞いたけども・・・)
僕は労働組合員ではないので、「労働組合の活動をこうしよう!」とか言う云々の出来る立場にはない。
・・・ならば、労働組合に入会し、内部から意見をいっていくか?
そんなことは全くするつもりはない。
全日赤の活動見ても「憲法第九条を守ろう」(日赤9条の会)とか、僕の思想信条とは全く合わないみたいなので、僕が労働組合に入会して内部から組織変革を起こそうなんて気も起こらない。
そして、状況によっては一職員でさえもを刑事告訴(→犯罪者に)しようという旨の警告書を送りつけるなんてもの、素晴らしいと活動だと感心するばかりだ。
僕は
『悪いことは悪い。いいことはいい』
と言っていくことに変わりないし、悪いところは正そうと思っている。
労働組合に対しても、いいことに対して反発する気はないので、どんどん意見を寄せてもらいたい。
ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。
コメント
強いですね。
kazz先生はとても強い方ですね。
私なら、法律事務所と聞いただけで・・・。
施設長が患者さんに吐く暴言をリハ中にフォローしながら、ごめんなさい、ごめんなさいと謝る事しかできません。
あなたは満点の先生だったよと残し、辞めていった患者さんもいました。
私もkazz先生の強さを見習いたいものです。本当に、勉強になります。
無鉄砲なだけです。
ありがとうございます。
法律事務所・・・僕もビビりましたよ(笑)!
でも、弁護士の岡崎由美子さんは優しく諭してくれました。
労働組合がこれを意図としていたかどうかは分かりませんが、考えるいい機会になりました。
「強い」というより、まだまだ右鉄砲なだけなので(笑)、成熟した強さを身につけることができるように精進したいと思っています。
職場では、いろいろと辛いことがあると思いますが、ほんとに大切なのは「辛い」と感じることそのものだと思います。
経験年数だけが増えて仕事に慣れていきますと、麻痺してしまう感情もあると思います。
心を大切にしていきましょう。
こういうことをするから・・・
しかし、個人の考えを個人のブログに書くことを訴えようとするわけですか・・・。
無茶苦茶不毛だ・・・
ちなみに医者が労働組合員でないということで医者の労働条件改善を訴えてくれなかったので、少なくとも「労働者の味方」と思っていません。
(こんなことを書くと僕も法律事務所から警告書が届きますか?)
いったい誰が見方なんでしょうかね。
>某Drさん
「警告書」は名前や住所や調べられて、自宅に届きます。
届いたら教えてください。
僕も前科一般にならないように気をつけたいと思います。
労働組合の方は、どうぞご容赦ください。
批判されたのは、僕個人の考えではなくて、「誹謗中傷」の部分なんです。あと、「脱退の呼びかけ」や、「虚偽の事実を掲載すること」です。
これらが、労働組合の妨害行為であったり・・・云々で・・・(「警告文」を読むのは骨が折れます)
岡崎由美子さんには確認したのですが、僕個人の考えを公共のルール内で述べることは問題ないみたいです。
労働組合の労働条件改善の活動要求は全体論についてと、組合に属した個が対象のようですね。
つまり、組合に入っていない個に対しては条件改善の手を差し伸べないのかもしれません。
どうなんでしょう?
そういえば、僕が勤務したての頃、「組合員になるメリットって何ですか?」て聞いた時に、組合員の給料については労働組合が見守ってくれていて、稀にある昇級の間違いなんぞの場合には手助けしてくれること、あと、組合員であれば職場の配置換え(←看護師さんや看護助手さんですかね?)について不満があれば交渉してくれるみたいなことを説明してくれました。
・・・ということで、
「組合員でなければ、守ってもらえないのか?」
と疑問に思ったことがあります。
話は変わりますが、
去年入ってきた新人君は、労働組合に入るのが当然だと思って(つまり、組合に入らなくてもいいことを知らされずに)、申し込み用紙に名前を記入させられ入会しそうになったそうです。先輩達から「入んなくてもいいんだよ」と知らされ、焦りながらも入会の取り消しをしていたような気がします。
「毎年、新入職員の過半数を組合に組織しないと組合員数はマイナスになっていく。」という全日赤・松江の言葉が医労連のサイト内の「医療関連ニュース」に書いてありました。
(http://www.irouren.or.jp/jp/old/news/news396.htm)
僕は労働組合に入るつもりはありませんが、労働組合がより良い運動を行えるように願っています。
Unknown
今、労働組合の専従等、問題になっていますが。全く、あきれるばかりです。先日のコメントの数々にしても。私の甥は、公務員でしたが、労働組合に強制的に加入させられて、その事をとても嫌だと言っていました。今は、転職していますが。 全てに言えることだと思いますが、互いに相手の立場を思い、支えあい、譲れる所は譲り合わなければ。自分のエゴをおし通そうと思うところに、平和な世はありえません。家庭に置き換えれば、お父さんの収入を考えもせず、おもちゃをねだる子供でしょうか。 お返事はいりません。KAZZさんの立場をますます悪くしてしまいますから。(いつもの酔っ払いより)
それでも返事しちゃいます!
>cyamaさん
いらっしゃいませ!
コメントありがとうございます!
僕の立場まで気にしてくださいまして、ありがとうございます!
(;_;)ウルウル
たぶん、一般論としての批判は問題ないと思いますので、大丈夫です(たぶん)。
cyamaさんこそ、名前/住所調べられてウチの労働組合から「警告書」が来たらすみません・・・
にしても
ヤミ専従の問題って大変なことですよね!
(※ヤミ専従(やみせんじゅう)とは労働組合の役員が、勤務時間中に正規の手続きをとらずに、職場で勤務しているように装いながら給与を受給しつつ、実際は職場を離れて組合に専従している状態のこと。
↑
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヤミ専従
いったい何のための労働組合活動なのか・・・
cyamaさんのおかげでおもしろい頁を見つけました!
「労働組合とお金の関係」
↓
http://brunell.hp.infoseek.co.jp/zaisei/zaisei1.html
労働組合員の方の話なんですが、内容がおもしろいです。
労働組合って、どんな活動/運営しているか、よくわからないところがありましたが、興味深く勉強できました!
メインページはこちらです
↓
http://brunell.hp.infoseek.co.jp/
またおもしろいこと教えてください!
そして
労働組合に強制的に加入させられた甥さん・・・御愁傷様でした。
Unknown
前にパートに行ったてた先で、とある労組と問題を起こした事がありますが・・・(その会社もけっこう滅茶苦茶だったけど)
アポもとらずいきなり訪ねてきて、副社長を出せと(副社長が交渉の場に出てたので)、居ないと言うのにしつこく聞くので、一パート社員の私には、何処へ行ってるかなんて分からないので、丁重にお断りして、帰っていただきました。
で、帰り際に一言「なんて酷い会社だっ!!」と言われたけど・・・そんな適当な服装で、アポイントも取らずいきなり現れるあなた達の方が酷いでしょ!!と思った事もあります。
自分達の主張ばかりしてるなぁ・・・と・・・そして、すぐに法律を振りかざす・・・意味が分かりません。
私は、仕事をしていた時に労働法を勉強する機会がありましたので、一応色々知ってはいますが・・・それにしても労働組合のやり方というのはどうしても馴染めないと思いました。
ちなみに、独身時代に会社勤めしていて、当然のように労働組合に入っていましたが、その会社では、労働組合の幹部になり、その後組合幹部からはずれ、職務に戻った人たちはかなり出世しているという噂のある不思議な会社でした。
組合の活動も基本的には会社が休みの日や、時間外でしたけどね。
>kurokuroさん
みなさんそれぞれ労働組合との思い出があるようですね(笑)!
労働組合もいろいろな方がいるとは思いますが「主張する団体の一員」ということでは変わりないですね・・・
まぁ、何か主張をもって自分の時間を割いて組合活動に使うってのは尊いことかもしれませんが、それでくたびれてしまっては本末転倒ですよね・・・
労働組合には、より良い社会実現のため頑張ってほしいものです。
Unknown
通りすがりですが警告書はじめて拝見しました
KAZZさん組合作ったらどうです。
私は2年前につくりましたよ
5人からスタートして今は80人の仲間がいます
労働組合の設立は何の届出も許可も承認も要りません。それどころか、一切の書面すらも不要です。労働組合を結成することにつき、労働者二人以上の”意思の合致で成立”です。物凄く簡単なことです。
極端なことを言えば、貴方が隣の席の人に
「労働組合作ろうぜ」って言って、隣の人が
「いいよ」って言えば、それが労働組合なんです。これで晴れて団体交渉やストライキができます。
実際のところ、不当労働行為に対抗するためには都道府県労働委員会の資格審査を経ることが有用ですが、それはそれで準則主義(法律上の要件を満たしていれば当然に審査をパス)ですから、資格”審査”と言っても大したものではありません。
また、わけわかんなければ何処かの既存の労組の支部として加盟してしまうことがてっとり早いです。少しのカネは掛かりますが。
がんばってください
応援ありがとうございます。
>栃木のトラ吉さん
応援ありがとうございます。
それにしても、5人にしてすでに80人とは・・・栃木のトラ吉さんの組織力も素晴らしいのでしょう。
僕の場合、組織してもすぐに解散してしまいそうですよ・・・
orz
それに、特に労働について不満なことはないんです。
(それよりも、労働組合に不満が多いと思います。)
wikiで調べてみましたが、労働組合の組織結成は簡単みたいですね。
参考にはさせていただきたいと思います。
応援ありがとうございました!
え~~~!?
そんな大きな話になってたんですかーーー
ビックリです
それでも、冷静に、どっしりと構え、自分の考えを貫き通すkazzさんはカッコいい
ステキ
応援してます
そうなのよっ!
確かに僕はかっこいいけど・・・
↑
(?)
この件については、法的に悪いことを正して、正々堂々と批判すべきだったと反省しているよ!
「警告書」も「法律事務所」も人生初のことで、勉強になったよ!
てか、これからまだ話は続くと思うので~!
労働組合問題
さて、労働組合問題。
経緯を紹介すると・・・
3月26日
当「KAZZ BLOG」に、「労働組合」として労働組合に対する批判的な記事を掲載
4月21日
岡崎由美子法律事務所より「警告書」が届く。
4月23日
岡崎由美子法律事務所に話を聞きに行く。
同日のブログ記事…