今日は
■第7回島根県理学療法士学会
に出席。
・・・というか、シンポジウム目的!
午前は、家庭の用事で米子にいなければならなかったのだが、なんとか最後のプログラムのシンポジウムに間に合った!
さて、シンポジウムのお題目は
■自立支援とチームアプローチ
「医師」「福祉用具貸与業者」「作業療法士」「理学療法士」の4名の方がシンポジスト。
それぞれの立場から、それぞれの視点で、(地域の)リハビリテーションにおいて何が必用なのかを発表された。
↓無理にまとめてみた
「医師」はリハビリテーションの有効性と、独自に行われたアンケートから、専門職の能力発揮のためには他職種のみならず、同職種(つまりアンケートからはPT同士)のコミュニケーションの拡大の潜在的な必用性を示唆された。
「福祉用具貸与業者」はサービスツールとしてのみ患者さんに関わるのみでなく、「こころ」の対話が重要であることを"ご自身の体験から"提示された。
「作業療法士」は地区で行っているリハビリテーション関係者の他職種の関わりを「FIM」の理解を用いて広めている活動を提示された。
「理学療法士」は地域で行っている、研究会(ことシーティングに関するもの)の立ち上げ、運営を通して、他職種間の交流や知識・技術伝達を行っている様子を紹介された。
会場の雰囲気は、(シーティングの講義の後のせいかもしれないが)、患者さんを治す(・・・といったらオコガマしいが)ということにたいするアプローチというよりも、「治っていない患者さん」の生活環境を整えるか?
という雰囲気が強かった気がした(・・・が、いかが?)。
気付いただろうか?
「環境整備も重要だが、身体機能回復が十分になされているのかを再検討してほしい。」
という内容を「医師」が言葉短かに発せられていたのを・・・
患者さんの身体的な機能回復と外的な環境整備は両輪であると思う。
治るはずの患者さんを治さずに、外的環境整備を行って、「生活が良くなった」と喜んでいてもいけないし・・・「運動機能が回復した」ままで、外的環境整備をおこなわず、実生活が送れないというのもナンセンスだ。
外的な環境整備が身体機能回復を促進したり、機能低下を予防したりするコトもあるし、身体機能の回復が、環境整備の不必要な部分を削る事だってある。
でも、自分自身、両方とも不十分だったりするんだけどね・・・。
と自戒
できた学会参加だったな。
とにかく、何か行動を起こそう!
と、いうことで・・・・
シーティング勉強会に参加したいな!
(たいがいは時間的に間に合わぬのだが・・・)
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