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NSTのデジタル化

■NST

はNutrition Support Team(=  栄養支援組 栄養サポートチーム)の略語で,患者さんの栄養管理を行う専門職(医師,看護師,栄養士,薬剤師など)のチームなのだっ!

んで,我が病院にはこのチームに理学療法士は含まれていなかったりする.
興味あるが,実際にラウンド(病棟回診)に回れと言われたら,とてもじゃないができない・・・(するとしても,患者さんの治療時間を削って参加することになるので・・・今のところ心苦しい)

多職種が集まって患者さんのことに対して栄養面で話し合いをするってすばらしい!
病棟や,担当医師に対して栄養面でのアドバイスをしてもらえるし,理学療法士としても非常に参考になる.

今日もふと,NSTのラウンドに出くわした.

そして,ちょうど僕の患者さんについて話をしていた.

んでもね・・・

NSTてさ・・・

患者さんを見ていないのよね・・・
見たとしても一瞬だったりする.

患者さんと接する時間が少なくて,
ほとんど検査データに接してたりする.

これってどうなんだろう?

(-_-;ウーン

患者さんをみるためのラウンドでなくて,カルテをみるためのラウンド?

先日もだったんだけど・・・

僕に聞いてくるのよね.
「この人の身長と体重は?」って.

患者さんとこ行ってみればわかるじゃん!

患者さんに直に接して,話でもしながら身長を計ればいいじゃんか!

で,そんときはその身長データを伝えたんだけど,あとでチョロっと病室に来て

「あ,結構ガッシリしているんですね」

って・・・

だったらはじめっから
見~ろ~よ~!
(#゜Д゜)ゴルァ!!

直に患者さん見てから,データと照らし合わせるんだったらいいけど,
データに患者さん照らし合わせてるんだものっ!

患者さんの声を聞こうぜ!
検査データには,じいちゃんの希望だとか,不満とか,肌の感じとか,かすれた声とかは書いてないのにぃ~!
(*`Д´) ムキィ

今日も,無理矢理NSTの軍団に入り込んだんだけど,チームはデータとにらめっこで,「理学療法士に運動状態を聞こう!」なんてなくて,無視されてたもんね!
「担当ですけど!」って言ってんのに!

そんなにオラが頼りないかいっ!
(#゜Д゜)ゴルァ!!

と,不満に思った日だった.

よく思い出すんだけど・・・
映画「パッチアダムス」だっけ?

教授回診のときに,教授は患者さんの病態については(偉そうに)カルテも見ずにペラペラ喋るけど,パッチの「患者さんのお名前は?」という質問に対しては,困った顔してカルテをめくって探している光景・・・

まさに,そんな状態だよ!

いや・・・NSTの栄養面に関するアプローチはすばらしいのだけどね・・・

患者さんってそんなデジタルなものじゃないっしょ!

コメント

  1. グラディエーター より:

    灯台下暗し
    患者さんの栄養管理にまで気を使うkazzさんは、素晴らしい理学療法士だと思います。・・・まさか、kazzさん自身がインスタント食品を多量に摂っていると言う事はないですよね。患者さんに運動療法を実施する場合、運動負荷量と食事時間の関連について説明なしということはないですよね。また、筋力強化を実施する場合、運動前後に摂取する炭水化物・たんぱく質等に関しての説明なしということはないですよね。アスリートの世界では常識となっている栄養摂取の方法も、リハビリテーションの世界では10年以上遅れているといわれています。そんな中、kazzさんのような理学療法士が1人でも多く増えるといいですね。

  2. kazz より:

    不摂生
    えーと・・・
    逆説的表現ととらえてよいでしょうか?
    σ(^_^;)アセアセ

    栄養管理・・・とくに気をつけていません!
    ただ,そんな僕のために(←?)NSTが大活躍してくれています!
    ドクター,ナース,栄養課が意見してくれます.
    ここが総合の良いところかなと思います.ぴんと来たときにすぐに傍らに専門家がいるのって安心します.
    その横でちまちまと勉強できますし!

    さてさて,僕の臨床では
    運動負荷量と食事時間の関連なんて知りませんし,アスリートが行うような筋力強化は行っていません.
    まわりにも,そんなセラピストいたかしら?
    (うんちくは知っていたとしても・・・)

    アスリートの行う栄養摂取の常識をリハビリテーションに取り入れてうまくいくようだったら,とっくにそうしていると思います.
    比較がまずいのではないでしょうか?
    アスリートと代謝障害のある人を並列させても・・・
    (ま,勉強不足でなんとも言いがたいところではありますが・・・)

    「リハビリテーションの世界では10年以上遅れているといわれています。」
    とありますが,誰が言っているのでしょうか?
    『リハビリテーションの世界』ってどう定義付けられるのでしょうか?
    何がどう10年遅れているというのでしょうか?
    アスリートが10年以上前に行っていたことを,いまリハビリテーションの世界ではやっている・・・ということでしょうか?

    とはいえど,指摘される内容は重要だと思っています!
    つまり,理学療法に栄養評価/栄養管理の視点が乏しいということでしょう.

    先月から,NST主催の栄養に関する勉強会が開催されました.
    なんと!
    リハビリ課の参観者は僕を含めて3名(総勢30名なのに!).

    きっと,まだまだ関心が薄いのだと思います.
    僕を含め,うちのリハビリスタッフを考えても栄養について考慮した運動療法って行えていませんもんね...

    そうそう・・・
    ブログを見てのと~り
    僕はかなりの不摂生をして,いまも風邪でダウンです.
    orz
    そんななか,僕のような理学療法師が一人でも減ることを願っています(笑)!

  3. 某Dr より:

    元NST
    うーん・・・
    「全ての真実はベッドサイドにある!!」というのがNSTの本質なんです。日頃患者さんと接する機会の少ない検査技師さん、実際に身体に触れることのない栄養士さんや薬剤師さんにどうやって「栄養」を理解してもらえるか、という意味でも一番重要なのが回診なのに!!
    形だけのNST、形だけの回診になってるのか?!
    と腹が立ったので、この件については、栄養士さんに苦情のメールをしておきます。

    まあ、スポーツの世界とかいっても日本のプロスポーツでは「ニンニク注射」を喜んでしている人とかいるうちはダメだと思いますが、いかかなもんでしょう。

  4. kazz より:

    ニンニク
    某Dr.戻ってきて~!お助け~!
    なんて(笑)!

    でも,この間のNSTラウンド(?)は悲しいものがありましたよ・・・
    もっと見てよ~って言いたくなりましたもん!
    (~_~メ)プンプンッ

    ニンニク注射・・・てのがあるんですね!
    飲んでみたい~(笑)!?

  5. グラディエーター より:

    灯台下暗しⅡ
    理学療法士は、筋力増強と負荷量には関心があるし、ある程度の知識も持っていますよね。でも、「筋力増強」に必要な栄養分や摂取の仕方に関してはあまり関心も知識もないのではないでしょうか。健常者の筋力増強以上に患者さんの筋力回復には、栄養面でのサポートが必要だと思います。理学療法士は、筋力回復の栄養面でのメカニズムをもっと知るべきだと考えています。

  6. kazz より:

    >グラディエーターさん
    その点については同感です!

    ・・・言行不一致ですが(笑)!

    正直,やっぱり僕は苦手ですね~栄養とか.

    なので,NSTの勉強会に参加することで,少しずつ頭をならしていこうと思っています!

  7. 某Dr より:

    栄養課にいっときました
    栄養課のNさんにメールしときました。きちんとやってねー!!って。彼ももうすぐ退職なのでここのところ若手に任せていたみたいです。
     この間のランチタイムミーティングで、この話をしたそうです。生暖かい目で見てやってください。
     情熱ないと、この仕事は続かないというか、個人の努力とかの上に成り立つシステムは脆いんだよね・・・

  8. kazz より:

    >某Dr.
    早速ありがとうございます!ご協力ありがとうございます!
    改善されるなり,意識転換されるなりがあったらいいな~.

    「情熱」って,いいですよね!

    最近は,そんなただ単純なことが,愛おしく思えてしまいます・・・

    「患者さんを良くするんだっ!」

    って,普通のことが,普通にされてないように感じたりするんです.

    カラマワリりなんですかね?

    単純に,患者さんを良くしようとするチームを作りたいのですが・・・

    なんて暗いこと言っておらずに,

    といあえず僕個人からがんばるぞ~!

    なんて思ったりします.
    他者批判だけじゃ行けませんもんね!

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