今日は,講習会だった.
なんだか,久々の講習会参加だったな.
(というか主催だが・・・)
ボバースアプローチに限らずかも知れないが,講師の先生は,いつも最新の技術や学術的知識とその臨床応用を提供してくれる.
毎回だが,講習形態は
■講義
■実技
■治療デモンストレーション
講師の先生が実際に患者さんのアプローチをするところを見学することができる.
これには患者さんや,施設の協力が不可欠だ.
特に患者さんには,大人数の前で治療を受けるというストレスを与えてしまうこともあり大変申し訳ないが,
逆に著名な先生にみていただけるとウキウキの患者さんもいる.
ボバースアプローチは,講習会にデモンストレーションを組んであるのがいいがいい.
「こうすれば効果が期待できます」という話だけでは,自分で試して失敗したときに納得がいかなくなるからだ.もちろん試行錯誤すれば良いのだが,そこにリアルな治療見学があるのと無いのとでは大違いな気がする.
実際の治療をみることで,どう治療を組み立てるのか,それよりも根源的にどう接するのかというところも大変勉強になる.
何気ないところに注意を払っておられたり・・・とにかく気が抜けない.
こういう機会に僕たちは自分の能力をアップデートしたり,ヒントをいただいたりする.
今回も,講義についてはトラクト(神経経路),とくに脊髄に至る経路(皮質脊髄路各種,基底核ー皮質ループや小脳ー皮質ループ,そのほか固有経路)のモデルを大変わかりやすく示してもらえた.技術に関しては先生の得た”生の”技術の伝授(・・・といってもまだまだ練習が必要).治療については,微妙なサジ加減に脱帽だった.
ほんとに実り多い講習会で,先生を駅にお送りした後も,明日からの臨床を考えてしばしあれこれと考えたりしていた・・・
んが・・・
大変なことに気がついた!
会場に上履きを忘れてしまった!
こんなことでは・・・orz
コメント