小児の勉強会

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連休2日目だ.

今日は午後から小児の勉強会があった.

僕は,日常臨床で小児を担当させてもらうことは少ない.
というか,リハビリ課に対する処方自体が少ない.

この勉強会には前回から参加させてもらっているのだけど,とても勉強になる!

内容は

■症例検討

実際に小児の治療で困ったこと,悩んでいること,成功例を紹介する勉強会なので,小児・成人を問わず,大変参考になる.

また,「ちょっと別の世界」って視点を変える意味で大変役に立つ.
人との交流にもなるしね(鳥取島根のPT/OT/STが15人程度集まった).

会場は

■鳥取県立総合療育センター 

僕の職場とは比べ物にならないくらい奇麗で整備されている.
(て,前にも書いたっけ?)

今回紹介された症例は

■脳性麻痺患児に対するAAC(補助・代替コミュニケーション)の導入
■精神運動発達遅滞,てんかん,脳性麻痺
■発達性協調運動障害

実際イメージしにくい部分は動画を用いて紹介され,こまかな評価チャートも参考になった.

だが,評価バッテリーに関しては,普段,僕の臨床で接することが無いので,分からなかった.
遠城寺,大脇式,J-MAP,VIM,津森・稲尾式・・・などといわれても,パッと分からないのだ・・・
これは,次回までの勉強課題だな.

それはそうと,「発達」については,古典的ながらピアジェとヴィゴツキーの子供の観察「発達心理学」に興味を持っていたことがあったので(てか,今も興味あるけど),そういう知識でもって,考えてしまうことが多いな・・・と自己分析.

正直,他に引き出しがないだけだけど...

ピアジェとヴィゴツキーの考えたことは古典的ながらも,現在の子供と全く違うワケではあり得ないし,むしろ的を得ている部分も多分にある.
と考えていると,またピアジェとヴィゴツキーの本を読み直してみようとワクワク!

成人と子供のアプローチは異なる点がある.
成人の病気であれば,一度獲得した機能の障害になり,それに対するアプローチが必要になる.

一方

小児であれば,これから発達とともに身につけていく能力と問題(障害)をどう解決していくかというところがある.

発達って難しい・・・
みんながマイルストーン通りに発達していくわけではないし,大きな流れの中の個別性がある.
そうすると,本来「発達の一過程」であっても,時期や他者と比べると「障害」として考える必要があったりするみたいだ.

「注意障害」と言ってしまっていいのだろうか?
「運動障害」と言ってしまっていいのだろうか?
「発達遅滞」と言ってしまっていいのだろうか?

小児領域の素人としては,こういうことで悩んだりする.

アインシュタインも,幼い頃は頭の中で言葉を組み立てなければウマく喋ることができずに,「ビーダーマイヤー(のろま)」と言われていたらしが・・・評価にかければなんか障害の名前がつけられたんだろうな.

成人と小児は,まったく別の種類のセラピーではなくて,問題をどう乗り越えていくかとか,社会の存在ということ関しては小児も成人も変わりがない.

直面する「生活」をどう解決していくのかというところのアプローチはセラピスト(PT/OT/ST)の仕事の醍醐味だと思っている.

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この記事へのコメント

  1. Unknown
    見える部分に障害がない場合、親はまわりから責められます。奇声をあげる・暴力(咬み付いたり叩いたり)をするなど、『育て方が悪い』と非難されます。
    医師から障害があると診断され、どんなに気持ちが楽になったことか・・・。

  2. なるほど・・・
    きっちり診断(名)を付けてもらう,ってそういう面もあるんですね.
    コメントありがとうございました!

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