中原中也

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月夜の浜辺

汽車に乗っていて 中原中也(ナカハラ チュウヤ)の詩が、ふと頭の中を流れてきた。 ■月夜の浜辺 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。 それを拾つて、役立てようと 僕は思つたわけでもないが なぜだかそれを捨てるに忍びず ...
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