2019-08

僕は知っている だけど 種明かしはまだ も少し みんなが楽しんで 苦しんでから みんな意味があることなんだよ でも、その意味に気づかないまま みんな生きている あなたは私で 私はあなた なぜ みんな繋がりを求めつつも 憎しみ...

目的地に向かって 一直線に ただ 急いではならない そこに着くまでに 溢れ出てしまうから ゆっくり歩むことも大切 目的地に着いてから 自分が成すべきことに 静かに集中して 我慢しきれない気持ちもある 限界を感じて鳥肌も立つ ...

ありがとう あなたはぼくに 名前を与えてくれたね 名前があるっていうのは 意味があるってことなんだ それがわかった 名無しじゃ ぼくはここにいられないから だから 名前をくれてありがとう そのお礼だけ いいに来たんだ あな...

欲しいもの 手にしたいもの 安心だとか 自由だとか 幸せだとか 癒しとか けど それはいつやってくるの？ 手にしたものを忘れているだけ？ せっかく手にしても 気がつかなかったり 忘れていたり あんなに心待ちに していたのに ...

涙って 魂を浄化する だから赤ちゃんは 生まれてきたときに 一生懸命に泣く この世に 生まれてきたのだから つよく泣く 大人になると うまく泣けなくなったり 我慢したりする だから 泣くのは とてもいいことなんだ 赤ちゃんみた...

すこし 空気を吸いに 外に出た 雨が降っていたけども それはとても心地よく ぼくの頬を撫でた 目の前を 自転車が通り過ぎた 女の子が 雨合羽で覆うように バイオリンケースを抱えながら 静かな夜だ きっとあの子は 家に帰って バ...

僕は、猫？ 名前はまだなくて どこで生まれたのかもわからないのだけれど なんだか暗いところで懸命に声をあげていたのは覚えている はじめて人間を見たんだ 後で知ったんだけど、ニートっていわれる、なんだか可哀想な人達なんだって 見つか...

今日はお休みなので 朝はゆっくり ベッドで ゴロゴロしている 広いベッドでひとり… ここにキミが いてくれたら キミの温もりを感じ 香りを感じ 寝息を聞いて 触れたい手を引っ込めて 僕も目を瞑って 五感のすべてを キミに捧げ...

こんな夜中なのに 静寂を打ち破って 外に駆け出したくなる 衝動 自分が何を欲しているのか 理解できない ただただ ここから抜け出して 苦しみから 逃れたい 何を求めているのか 救済？ 愛情？ 求道？ そんなものでもない ...

小さな恋をする 通りすがりにフと 心を惹かれる香り そこから伝わるもの 優しさ 清らかさ 慈しみ 僕は この香りを 忘れない たとえば 朝の目覚めに この香りを感じていたい たとえば 寝付けない夜は この香りで癒されたい 僕は...