今日は勉強会のハシゴ
リハビリテーション課の勉強会参加の後は、
平成28年度 第1回 社会福祉法人豊心会
医療・介護連携強化研修会に参加!
会場は、以前お邪魔させてもらったことのある施設。
今回は疼痛と在宅医療に関する3人(看護師、医師、薬剤師)の講演会
はじめに、『疼痛緩和についての基礎知識』として、ウチの病院のがん性疼痛看護認定看護師さんが講演。
この方、東北大震災の折に一緒に救護班で活動したスタッフだ!
疼痛に関する基礎知識を分かりやすくレクチャ。
次に、出雲圏域て在宅医療をされている医師の講演。『在宅医療のオーバービュー』『在宅医療における癌緩和ケアと看取りの実際』熱のある女医さんで刺激になるとともに、在宅でのがん診療と看取りについて、ここまでできるか!てほどの診療内容を提示てくれた。
最後は薬剤師さんでPCAポンプについて。
PCAポンプとはPatient Controlled Analgesia(自己調節鎮痛法)ポンプのことで、疼痛に苦しむ患者さんが、ご自身で鎮痛薬をコントロールできるもの。がんの在宅医療に応用されている。
基本的に鎮痛薬が『持続投与(ベース)』されていて、持続的に鎮痛を図る。
そして、必要に応じて『ボーラス投与(レスキュー、フラッシュとも言う)』によって、急激な鎮痛に対処することもできる、また、一回の投与(ボーラス、レスキュー、フラッシュ)にから次のボーラス投与までの感覚は『ロックアウト時間』が設けられていて、その時間内は度々に投与できないようになっている(これによって過剰投与を防ぐことができる)。これらの量や時間お設定は調整できるようになっている。
この研修会開催施設(特別養護老人ホーム)では、このPCAポンプを使用している患者さんの受けれを検討しているため、この研修会内容が組まれたとのこと。
実際に機器(※JMS i-Fusor Plus)を触らせてもらうこともできて、よい体験になった。
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講演I『疼痛緩和についての基礎知識』
講師:松江赤十字病院 がん性疼痛看護認定看護師古志野律子氏
講演II『在宅医療のオーバービュー』『在宅医療における癌緩和ケアと看取りの実際』
講師:すぎうら医院 在宅診療部部長 中山真美氏
講演III 『PCA(Patient Controlled Analgesia)ポンプの取扱説明及び医療機関・介護事業所との連携等について』
講師:株式会社ファーマシー山陰中央ブロック長 薬剤師 熊谷岳文氏
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勉強会終了後は、食事!
行ったのは牛タンの専門店
講師の一人(がん性疼痛看護認定看護師)と、今回一緒に参加してくれた認知症看護認定看護師ちゃんと。
さまざまな認定看護師さん同士・他施設のつながりも大切ね!
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