日本赤十字リハビリテーション協会研修会に参加

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今日は『第22回 日本赤十字リハビリテーション協会研修会』に参加!

会場は名古屋第二赤十字病院

テーマは
『赤十字認知症セミナー ~行動・心理症状の対応と包括的リハビリテーション~』

この研修会では4つの講演が組まれている。

◾︎「認知症の診断と治療」遠藤英俊先生(国立長寿医療センター)
◾︎「行動・心理症状の対応とリハビリテーション」小川敬之先生(九州保健福祉大学)
◾︎「運動・歩行障害と転倒予防」白石浩先生(今津赤十字病院)
◾︎「食事と栄養の支援」山根由起子先生(京都府立医科大学)

認知症については世の中の関心も高まっているし、医療者としても当然関心のあることである。

その上で気になっているのは、現場では、なおも素人的な対応がなされていることが多いということ。
大声でいきなり声をかけたり、なかば責め立てるような声かけをしたり。

また
診断されているわけでもないのに、「認知症」とレッテル貼りをされている患者さんがおられるということ。
何か変なこと(行動)をしたら、すぐに「認知症」とされているのだ・・・。

論文や研究発表でも、患者背景に認知症の有症率がデータに加えられていることがある。
それらがしっかりと診断されたものであるかどうかは怪しかったりする。

また、認知症であったとしても、「どのタイプか?」と明記されていることは少なく「認知症」とひとまとまりになっていることが多いような気がする。

今回の研修で、当たり前だけども気づかされたことは、疾患別リハが行われていないということ。
もちろん、脳血管や運動器という疾患区分によるリハは存在するのだけども、たとえば、認知症については、どのタイプかを考えることなく対応やリハがなされているのではないかということだ。
たしかに、僕たちは疾患を見るのではなくて、患者その人を見なければならない。
疾患別というと、また新たなレッテル貼りとなるかもしれないのだけども、医療者がその方の状態をできる限り理解して、その状態に応じてより適切な介入ができればいいのではないか。

病院中に、認知症の方はかなり多いと思う。
診療科を問わずに多数おられるはずだ。

遠藤先生の講演で、認定看護師さんに期待する声が聞かれた。
直接的には、認知症看護認定看護師だろうと思うけども。

認定看護師のみならず、その他のコメディカルなどがチームをなして
病院を横断縦断して認知症の方たちによりよい介入ができればいいだろうな、という期待が持てた。

また
今回の研修では、認知症の方に対するリハビリテーション専門職の関わりの重要性も感じた。
作業療法士 小川敬之先生の話には特に胸を打たれた。

日本作業療法士協会がアップしている動画「二本の傘」は実話に基づいたものであるとのこと。

その他、
理学療法士、看護師の講師の話からも、この認知症の世界に情熱を傾けることの重要性を感じ取れた。

言葉は足りないが
4講演、非常に良い体験となった。

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