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新人君

人のことはよく気になる・・・

今日は、患者さんの治療に手も足も出ない新人君が気になった。

「手も足もでない」・・・というより「手や足を出す工夫をしない」と言った方がいいのかもしれない。

新人君は患者さんに「~してください」と、しきりに言っているのだが、患者さんは反応しない。

多分・・・病気の都合(認識面の問題)で反応できなかったのだ。

新人君は口頭指示をしては、反応しない患者さんをみて「フゥ・・・」と溜息をついたり、ボケェとしたりしている。

・・・

その状態がしばらく続き、患者さんにボソッとこういった。

「やる気ありますか?」

・・・

何ですとぉ~?
(#゜Д゜)!!

患者さんの治療にあたっていて、ウマく結果を出せないときや、進展しないときはしばしばある・・・しばしば

自分のセラピストとしての能力不足を感じるのが普通だが、それを患者さんのセイにしている新人君。
あからさまに、態度に出す新人君・・・

もう、入職して8ヶ月あまり・・・

誰が彼をこんなセラピストにした~!!!
(#゜Д゜)ゴルァ!!

・・・って

僕だったりします!
orz

正確には僕「達」先輩・・・なのだが、あんまり責任逃れをしたくない。

なんで、こんな事になっているのやら・・・正直、辛い。

「あいつはダメなやつだ」

と言う事は簡単なんだけど・・・

結局、治療成果があがらないのを患者さんのせいにしているのと一緒で、うまく教育できていなかったってコトを考えなければならない。
自分(達)の、責任を考えなければならないなぁ・・・

コメント

  1. ひらかな より:

    美学
    頑張る美学
    サービス残業する美学
    有給使わない美学
    自分を追い詰める美学
    耐える美学

    根性が美学だった時代は
    もう過ぎ去ってしまったのでしょうね。

    私が新人だった頃の【当たり前】は、
    もう今の新人の【当たり前】ではない。
    教育方法も毎年毎年プログラムを変えなければ
    ついていけなくなりました。

    私も新人教育でかなり悩んでいます。。。

  2. よしたか より:

    技術より、心
    はじめまして・・・・
    毎日、貴方のブログを拝見させていただいてます。

    貴方の暖かさが、伝わってきます。

    脳内出血でリハビリを続ける者ですが、
    私は「その気」にさせてもらってます。
    「病院の体質」みたいなものもあるのかな?

    スタッフの全て(OT、PT、ST)全てが、
    明るく、一緒に考え、悩んでくれます。
    だから、感謝の念でいっぱいです。

    KAZZさんも、とにかく頑張ってみて!
    優秀なスタッフは、技術ではなく、
    心で育てるのは、どの職業でも同じです。

    そして、「感謝」の気持ちを忘れないで。
    そうすれば、絶対も貴方は成長できるはずです。

    えらそうに言って、ゴメンナサイ。

  3. Unknown より:

    ふむ~
    その新人君にはビックリですね

    どんだけぇ~~~みたいな・・・

    でも・・・あたしも気をつけよっと

  4. kazz より:

    >ひらかなさん
    >ひらかなさん

    新人教育って大変ですよね。
    僕の先輩たちもいろいろな思いがあったのでしょうか・・・

    最近は特に「おしごと」としての理学療法の風潮が漂っています。

    だから、ちょっと前に若手職員が

    「時間外にまで患者さんを見るのはおかしい」

    と平気で言っていて、ビックリしました。

    そうですね・・・理学療法は

    頑張らなくてもできる
    サーブス残業しなくてもよい
    有給が取れる
    自分を追いつめる必要ない
    耐えなくてもいい

    そんな感じになっていますね・・・残念ですが。

    「滅私」だとか「奉仕」のこころは仕事に持ち込まないようです。

    前までは、理解できなかったのですが、いまでは、

    「そんな人種もいるかもなぁトホホ」

    と思ったりしています・・・

  5. kazz より:

    >よしたかさん
    はじめまして!ありがとうございます。
    いつも訪問してくださっているとの事で、励みになります。

    そうですね。

    「心で育てるのは、どの職業でも同じ」
    「感謝」

    肝に銘じたいと思います!

    また、いらしてください!

  6. kazz より:

    >ふむ~
    ほんとビックリです。
    多分、本人もあまり意識していないのだと思います。

    僕も自分自身に気をつけたいと思います!

  7. 女医M より:

    私がいうのも・・・
    なんですが。
    お医者さんには多いですよ、「指示」する人。
    バイトで健診に行ってる病院で、あるDrが
    「僕が言ってるのに何で二次健診に行かないの?何考えてるの?」って。
    (なんで行かないのか考えるのもあんたの仕事だよ!)
    やっぱりあたしも気をつけよ…って思いますよ。

    正直自分の新人の頃を思い出しても顔から火が出そうに恥ずかしい事だらけです、はい。
    沢山の「心の通じ合い」を新人くんに見せてあげてくださいね。
    彼を動かすのも言葉の指導ではないかもしれないから。
    まだまだ1年目、あきらめずにお願いします。
    (でも5年目くらいの子には私もさじを投げてたりして…ごめん!)

    夕べある病院の新人PT君と忘年会で夜中まで語ってました。
    彼はうまく行かない自分を何とかしたくて、来年以降もどうやって学んでいこうか悩んでましたよ。
    kazzの近くにいる子ですからこっちも育ててあげてくださいね。

  8. kazz より:

    >女医Mさん
    パターナリズム・・・って言うんですかね?
    お医者さんには、そういう方も居ますね(最近減ってきていますが)

    セラピストのパターナリズムは、なんだか余計に見苦しいですね。

    言われる通り、まだまだ1年目です。
    コレから怪物になるかどうかは、僕を含め先輩次第でしょうかね。

    ある病院の新人PT君。。。
    また、会えるといいですね。

    新人に育てられる面もありますもんね。

  9. Mですよ より:

    Unknown
    新人は『育てる』ものでなく
    『育つ』ものという人もいます。

    でも
    自分ができないことにたいしてセンシティブ
    でなければ『気づき』が生じないし
    『育つ』ことはないように思います。
    実際
    何年経っても育たない人もいますから(笑)

    上司や先輩も頭ごなしに
    新人をしかるのではなく
    『気づく』ように仕向けれたらいいですね~

  10. kazz より:

    >Mですよさん
    変な風に「育っ」たらやだねったらやだねぇ~!
    (↑古いっ!!)

    気付くようにしむけられる・・・
    ってどやったらいいのぇぇぇぇ~!!

    てほど、辛い毎日でさ。

    そちらの新人(←身内?)もよろしくお願いしますだ!

  11. Unknown より:

    Unknown
    kazz先生が記載されていた。療法士の介入場面で、人(後輩)のことが気になるのとういう言葉に目がとまりました。今までは患者さまのため・今まで先輩達が私たち後輩にしてくれていた事を同じようにしたい。という思いで相談・指導をしてきてはいましたが、心のどこかで自分が療法士として優越感を感じたいためなのかなと感じてしまう自分がいます。その事に気づいたとき、他療法士に気にするばかりの自分の足元・土台が崩れるような感じでした。実際、指導が必要だったのは臨床経験年数という小さなプライドしか持たない私自身でした。今後も先生のご活躍とブログ楽しみにしています。

  12. kazz より:

    優越感
    こんにちは!

    いろいろ考えてくださったようでありがとうございます。

    「療法士として優越感を感じたい」

    これは、悪いことだとは思いませんよ。

    「人よりいい仕事をしたい」「誰かがやるより自分がしてみたい」

    ってのは専門職として、むしろ大事かもしれません。

    ただ、その分「結果」にたいして率直に向き合わないといけませんね。

    臨床経験少なくてもホームランを出す場合がありますし、臨床経験が多くても凡打だったりする場合もありますからね。。。

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