先日、転院されたおばちゃんがいる。
僕がリハビリを担当して、これからは他の病院で引き続きリハビリを受けることになる。
おばちゃんにはお孫ちゃんがおられて、しょっちゅうお見舞いに来ていた。
おまごちゃんは、幼稚園の女の子
退院の日、リハビリ受付のお嬢さんから僕にメッセージがあった。
そのおまごちゃんが、僕に会いにきたと。
今までもよくなついてくれていて、僕の出没しそうなところに待ち構えてたりしていたのだが、その日は退院の日でもあったので、僕がおまごちゃんを探すことにした。
探すと言っても、病室に行けばあえると思ったから、すぐに病室に向かった。
患者さんの顔も見えるし。
そして
お孫ちゃんに会う以外にも、もう一つ用事があった。
添書(てんしょ)といって、転院先のスタッフ宛にリハビリ状況を記し、これからのことを託す為の書類がある。
僕は、それを家族に見せるようにしている。
『こんなの書いて、ウチでのリハビリ状況も分かる筈だし、連絡も取れるから!』と。
病室でご家族にそんな説明をしていると
ベッド脇の狭いところに隠れていたお孫ちゃんがでてきた!
『ハィ!!』
渡してくれたのは、僕宛の手紙。
「kazzおにいちゃんへ」
と封筒に書かれている。
お別れも済んで
仕事を終えて、帰宅し、手紙をカバンの奥から出して封をあけた。
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kazzおにいちゃんへ
おばあちゃんのリハビリをしてくれてありがとう
けんだまをおしえてくれてありがとう
けんだまもっとれんしゅうして
もっとじょうずになるよ
またあえるのをたの
しみにしているからね
げんきでね
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手紙には元気なおまごちゃんの写真が貼られていた。
こんなにも、「げんきでね」が嬉しかったことはない。
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Unknown
なんかほっこり。お孫ちゃんの様子(動き)が目に浮かぶようでした(^_^)
>とろちさん
はい。
僕の癒し系でした(笑)!