KAZZ-ASH

いま、建設中の新病院。

３月に引っ越しをする。

さて、
ウチの病院は１０００人お職員を抱え、総合的に診療科を持っている。
１００人の医師に、５００人の看護師・・・

だが
はっきりいって貧乏病院。

地域の方達に愛されているからこそ続いている病院だ。

この病院立て替えについても、経営陣運営人はかなり頭を悩ませたと思う。

『移転』
別の場所に土地を買い、そこに新病院を建設して引っ越すという話しもあったことと思う。

だが、現地立て替えを選択した。

結果的には
この場所にこだわったことになる。

んで、
莫大な建設費用と手間を抱え込んで、現地立て替えをすすめている。

それは決して無駄ではないと思う。

が、やはり一職員としては、不安に思うことがある。

こんなカツカツで
はたして、良い病院が建つのかい？

最近は特に、

『新しい病院大丈夫？』
『問題だらけじゃない？』

なんて声も目立たないほど聞かれる・・・

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今日は、リハビリ課長（理学療法士）の取り計らいで

建設中の新病院リハビリ室に案内された。

部長、副部長、役付きの人間と、中堅。
医師、PT（理学療法士）、OT（作業療法士）、ST（言語聴覚士）
総勢１０名

新しいリハビリ室は地上１０階

現状の３階から考えると、かなり上空になる。

新病院の壁は、まだ保護材で包まれている。
新築のニオイ。

エレベータで１０階の上り、リハビリ室に入った。

感じたこと
　↓
はっきりいって
大丈夫だ。

不安をはねのける”闘志”が一気に沸き上がった！

ここが新しいところか～！
わくわくする！

課長は空っぽのスタッフルームや訓練室に皆を案内しつつ、

「ココにコレをおいて、あそこにはこれで・・・」

と説明するのに対して、「は～！」「ほ～！」と馬鹿のように浮き足立って返事する我々だが、そんな中にも大きな希望が伺える。

なんだろう、この嬉しさ！

きっとやっていける！
困難は乗り越える！

てな希望がわいてきた。

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院長が年始の挨拶で言っておられたのを思い出した。

「新しい病院も使って行く中で、沢山の問題点が出てくるでしょうが、みんなで力を合わせていい病院にしていきましょう。」

これを実感したな！

うがった目で見て「どうせ・・・」を繰り返して仕方なくやるよりも、貧乏は貧乏らしく、チ力ラを合わせいい病院にして行く方が良い！

とりあえず、
リハビリ室からの松江城、宍道湖は絶景だ。

闘志みなぎるこの見学に、新病院の始まりの予感をより強く感じた。

引っ越しまで、今の古い病院は大事に使わせていただく。

感謝もあわせて、取り壊されることに悔いを残さぬように一生懸命働いて行きたい。

どうにかなる！！