先日購入した。
Mac Mini(Late 2014)
年からも今更ながらの購入だったけども、appleの整備済品の販売だったので、安く手に入れることができた。
Mac Mini 1.4GHzデュアルコアIntel Core i5 [整備済製品]
¥49,400
通常価格の¥58,800 (税別)なので、9,400円安い。
怖いのは、いつ新製品が投入されるかというところ。
そろそろ新しくなって、しかも安いMac Miniが市場に出るかもと思っているのだけども、しびれを切らして購入してしまった。
このMac Miniは基本的に改造できない仕様になっている。
てか、Apple社の製品は基本的に改造しない仕様だ。
改造しなくても、購入時にそれぞれ適切なモデルを選べばいいという考え方なのだろう。
(でも、その分高くなる。)
このMac Mini(Late 2014)において悪名高いのが、従来のHDDを搭載しているというところ。
現代では、SSD(Solid State Disk)という高速で作動するハードディスクが販売されており、これを使うことで、起動時やアプリケーション使用時の時間短縮がなされ、いわゆるサクサクとした動作を行うことができる。
通常購入する際には、アップグレードしたものも選択できる・・・
のだが、やはり高くなる!!
てことで、サードパーティ製のSSDを購入し自分で換装することにした。
もともと、このMac Miniに搭載されていたのは500GBだったので、480GBのSSDを手に入れた。
Crucial [Micron製Crucialブランド] 内蔵 SSD 2.5インチ BX200シリーズ ( 480GB / 国内正規品 / SATA / 7mm / 9.5mmアダプタ付属 ) 自社製TLCメモリー搭載 CT480BX200SSD1 | |
クリエーター情報なし | |
Crucial Technology |
ハードディスクの換装手順としては、クローニング(今使用しているデータを新しいSSDにコピー)してから、macmini解体し入れ替えとなる。
1)クローニング:今使用しているデータを新しいSSDにコピーする。
購入したSSDは、いわゆるハダカなので、ケースを使用することで、外付けハードディスクとして使用する。
ケース(とケーブル)は¥ 1,299
【日本正規代理店】 ORICO 2.5インチ HDD/SSD 外付け ドライブ ケース SATA対応 USB3.0対応 リムーバブルケース 工具不要 簡単 着脱 人肌のような手触り 2599US3 ブラック | |
クリエーター情報なし | |
ORICO |
これを
Mac Miniに外付けしてデータを移行する。
使用したアプリケーションはCarbon Copy Cloner
※有料ソフトだけども、30日間は無料で使用が可能なので、費用はかからない。
データ移行(クローン作成)の時間は待ってても仕方がないので、ランチに出かけた。
2)実際にMac Miniを解体してHDD→SSDに換装
方法は、このサイト(ビジネス幼稚園『Mac Mini 2014 lateモデルでSSD換装。移行方法と解体の注意点。』)を見ながら。
あらかじめ用意しておかなければならない道具はトルクスドライバー
PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8 ¥ 1,079
PROMATE 精密ヘクスローブレンチ8p SHL-8 | |
クリエーター情報なし | |
ダイドーコーポレーション |
Mac Mini内部には星型の(しかもいじり防止用の突起のついた)ネジ(セキュリティートルクス)が使用されているので、これは不可欠。
このレンチセットのうち、使用するのは、T6とT8のみ。この二本を単体で購入するより、セットの方がお得なので、上記のものにした。
あと、必須ではないけども静電気対策用手袋
¥ 267
TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート) | |
クリエーター情報なし | |
トラスコ中山(TRUSCO) |
なんとなく、対策しておかなければ、怖い気がしたので・・・。
(SSDに変わっても本体が死んでしまったら元も子もない)
身長170cmの僕はLサイズでぴったりだった。
あと、ロジックボードを筐体から抜き出す際に棒状のものが二本いるのだけども、それは手元にある通常の精密ドライバで代用。
SSD:¥ 12,722
外付けドライブケース:¥ 1,299
静電気対策用手袋:¥ 267
トルクスドライバー:¥ 1,079
精密ドライバ:¥ 0
しめて15,367円
Mac Mini本体を通常価格の¥58,800 (税別)ではなくて、9,400円安い整備済品¥49,400(税別)を買っているので、コスト的にも良いと思う。
トルクスドライバーや静電気対策用手袋は今後も機会があれば使用できるし、取り出したHDDは、(SSDにデータ移行した時の)ケースに入れて、外付けハードディスクとして再利用できる。
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さて、実際の換装についてだけども、
iPhoneでこのサイト(ビジネス幼稚園『Mac Mini 2014 lateモデルでSSD換装。移行方法と解体の注意点。』)を見ながら。
しかも、のんびりと写真を撮りつつやって1時間程度で終わる。
多分、真面目に集中してやれば半分くらいの時間でもできると思う。
慣れた人だと、あっという間だろう。
思っていたよりも簡単だった。
手順としては
1)上蓋を外す
2)中蓋を外す
3)ファンを外す
4)ロジックボードを筐体から抜く
5)電源ユニットを筐体から抜く
6)HDDトレーを外す
7)HDDをトレーから外し、そこにSSDを取り付ける。
あとは、この逆で組み立てれば完了!
結構簡単だったのだけど、簡単に思えたのは、上記サイトのおかげでしかない(分かりやすい説明で、特に留意点については、かなり参考になった)。
ちなみに、ハードディスク換装後に、SSDのTrimを有効にした方がより良いらしい。
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「OSX: Mac (El Capitan ) で SSD の TRIM を有効にする方法」より
SSD のパフォーマンス低下を防ぐ機能のことです。 SSD で使用されている NAND フラッシュメモリーは上書きできないという性質があります。
そのため、すでにデータの存在する領域へ新しくデータを上書きするためには、既存のデータを読み出し、一旦違う領域にコピーし書き込み領域を消去した後、コピーしたデータへ書き換える必要があります。
TRIM とは、OS が事前に削除可能な領域を SSD へ通知することにより、あらかじめ SSD が削除を実行し、書き込み可能領域を確保しておくことで、データアクセスのパフォーマンス低下を防ぐための機能です。
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以前は、Trim Enablerというアプリを使用する必要があったらしいけども、今のOS(OS El Capitan)では、ターミナルからそこをいじることができるらしい。
※使用するSSDによっては、不具合があるので、自己責任で・・・ということらしいけども、僕の場合大丈夫そうなのでやってみた。
さてさて
換装を終えて、無事起動もできた!
動作も快適で、気分もいい。
Blackmagic Disk Speed Testをかけてみたら以下の通り。
ただし、ビフォーを見ていないので、比較できなかったのが残念(バカ)。